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超高級カーオーディオナビが2機種登場

移動オーディオルームに活路を見出す三菱電機のカーナビ

2012年06月05日 23時44分更新

文● ASCII.jp編集部

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高級カーオーディオ「DIATONE」が
2DINカーナビと融合! クルマがリスニングルームに!

 三菱電機は同社のカーオーディオブランドである「DIATONE」の技術を採用して、音楽再生に力を入れたカーナビ「DIATONE SOUND.NAVI」(ダイアトーンサウンドナビ)の2機種を7月4日に発売する。

スタンダードモデル「NR-MZ60」

プレミアムモデル「NR-MZ60PREMI」

 同社の調べによると、カーナビで最も使用頻度が高い機能が“音楽再生”だったとのこと。そこで、オーディオにこだわり、旧モデルより大幅に音質を向上させた。カーナビ自体の性能は頭打ちで、何かしらの+αが必要になっているのが現在のナビシーンだ。三菱電機は“カーオーディオ”との融合に活路を見出した。

このカーナビのターゲットは、子育ても終わり比較的自由にお金を使える40~60代だという

 ホームシアターとしても遜色ないと自信を見せる同社だが、音楽再生にあたりD/Aコンバーターにカーオーディオ業界で唯一「DIATONE」が採用している32bitタイプを搭載した。デジタルシグナルプロセッサー(DSP)では40bitの高精度演算により、信号処理による音質劣化を極少化し、より原音に忠実な再生を実現している。クルマに標準装備されているスピーカーでも、かなりの高音質が再現できるが、「DIATONE」のスピーカーを組み合わせれば、ポテンシャルをフルに発揮できるという。

これがDIATONEのスピーカー

旧機種と聞き比べたが、音の広がりが全然違う。ライブ音源などはより臨場感が出せるだろう

もちろん、カーナビ機能の抜かりなし。マップの随所に工夫が施され、視認性がよくなっている

自分でエンコードした音楽を聴くにはSDカードを差し込むだけでいい

 ナビの機能も強化され、一目で周囲の状況がわかるシンプルマップを中心に、高速道路走行中にリアカメラが走行レーンを監視する「レーンアシスト」で、レーンを外れそうになると警告音と画面表示で警告してくれる機能も搭載している。また、「ドライビングリモコン」を使えば、ハンズフリー通話(受信のみ)や、視線を逸らさずにハンドルを握ったままAV機能、主要なナビ機能を操作することができるようになった。

DIATONEの約280万円するスピーカーと、これまた200万円するアンプにつないで、ホームシアターとしても遜色なく使えることをアピールしていた

 価格はオープンだが、想定価格はスタンダードモデルの「NR-MZ60」が16~17万円、プレミアムモデルの「NR-MZ60PREMI」が20~21万円くらいになりそうだ。

会場ではクルマの中でも視聴もできた。お姉さんは一緒に乗ってくるわけではない

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