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今月の転入生:久保ミツロウ

今回は全部出し!「ユザーンの川越コンピューター学園」 その6

2012年05月29日 20時00分更新

文● U-zhaan

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MacPeople 2012年2月号から連載が始まった「ユザーンの川越コンピューター学園」。6回目のゲストは大注目のマンガ家、久保ミツロウさん! 連載タイトルの命名秘話や学生時代の話、まさかのマックユーザー批判!? を聞かせてくれました。 そんな連載の模様を今回だけ特別、ASCII.jp読者の皆さまに全部お見せいたします!!


久保ミツロウ

今月の転入生:久保ミツロウ(くぼみつろう)

長崎県佐世保市出身のマンガ家。(株)講談社の少女向けマンガ誌「mimi」でデビュー。その後「久保ミツロウ」名義で男性マンガ誌で活躍。「3・3・7ビョーシ!!」「トッキュー!!」「モテキ」など単行本も多数(講談社刊)。現在は「週刊少年マガジン」で「アゲイン!!」を連載中。Twitter IDは「@kubo_3260

「マック使っている男はクズ」って聞くじゃん

ユザーン この連載ってさ、美津子(久保ミツロウの本名)がタイトル決めたんだよね。なんでこれにしようと思ったの?

久保 ていうか、そもそもなんで私が最初の打ち合わせに参加しなければならなかったのかを知りたいよ。

ユザーン×久保ミツロウ

ユザーン いや、マックピープル編集部に美津子のファンが多くて、「久保ミツロウを連れて行けば飲み代おごってくれる」って聞いたからさ(笑)。せっかくだから企画も一緒に考えてもらおうと思ったの。

久保 それでビール飲みながら「マックかー。コンピューターか」と考えてたら、電気グルーヴが「テクノ専門学校」ってコンピレーションアルバムを出してたのを思い出した。そういうのがコンピューター感があっていいのかなーって思って。で、そこに湯沢くん(ユザーンの本名)らしさを足すとしたらなにかな、と。

ユザーン それが川越だったんだ(笑)。最初は意味がわからなかったけどね。「湯沢くんが学ラン着て、相手にもセーラー服とか着せて対談するんだよ!」って。

久保 対談をするにしてもさ、相手がやりたくなるように持って行くには絶対キャッチーさって必要だし、今いい感じで連載が続いているのを見るにつれて、「この企画考えた人天才だなー」って思ってるところ(笑)。

ユザーン いい企画をありがとう……。

久保 普通ミュージシャンに高校時代の思い出話とか絶対聞かないし。カヒミ カリィさんのやつとか超面白かったよね。まさかの将棋部の話。

ユザーン 美津子は高校生のときにもうマンガで賞を取ったりしてたんだよね。そのころから漫画描いてたんだ。

久保 小さい賞を取ったのは高3のときだけど、マンガは小学生のころに描き始めた。イラストは保育園時代から描いてて、「瞳の中の星は5つ入れる」とか「必ずハイヒールを履かせる」とかの自分ルールは、もう小1で確立してたんだよね。で、小5くらいのときにおじいちゃんが亡くなって。おじいちゃんの形見をなにかもらおうと思ったんだ。私、そのころ「形見」って言葉にあこがれてたから(笑)。それで書斎をあさったら、付けペンとインクがあって。「これで本格的にマンガ描けるぜ!」って思ったの。

ユザーン へー。

久保 そこから付けペンでガリガリ描くようになってさ。私のお兄ちゃんもマンガが好きで、スクリーントーンとか買ってきて「AKIRA」の原稿を再現、なんてやってたから、その影響で私もかなり早くマンガの道具を買いそろえてしまった。お年玉も全額画材に投入して、中1のころにはセル画なんかも描いてたな。

ユザーン じゃあ、もうずっとマンガを描いていたんだね。両親に心配されることはなかった? 「この子はマンガばっかり描いてるけど、大丈夫なのかしら」って。

久保 絵を描いていることで、他人に怒られたことは1回もない。趣味としてはお金もかからないから、親に迷惑もかけないしね。学校でも、絵が描ければ「久保さんすごいねー」って褒められるし。なんかヤンキーみたいなものでさ、「学校であいつがいちばん強いらしいぜ」とかの感じで「佐世保でいちばん絵がうまいのは久保らしいぜ」って(笑)。


(次ページに続く)

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