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今月の転入生:カヒミ カリィ

ちょい出し!「ユザーンの川越コンピューター学園」 その5

2012年04月27日 17時00分更新

文● U-zhaan

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MacPeople 2012年2月号から連載が始まった「ユザーンの川越コンピューター学園」。5回目のゲストはエッセイ本を出版したばかりの歌姫カヒミ カリィさん! 歌手活動のきっかけとなった趣味の話や、学生時代の部活動の話を聞かせてくれました! そんな連載の模様をASCII.jp読者の皆さまに少しだけお見せいたします!!


カヒミ カリィ

今月の転入生:カヒミ カリィ(KAHIMI KARIE)

'91年デビュー。国内外で数々の作品を発表。'98、'99年には全米ツアーを行う。'10年には菊地成孔氏や大友良英氏らのセッションに参加して話題となった。最新アルバムは「It's Here」。音楽活動のほか、雑誌コラムの執筆、ママ&ベビースキンケア商品「Preens」のプロデュースなど、活動は多岐にわたる

「カメラマンだったことがあるんです」

ユザーン セーラー服って、着たことありました?

カヒミ 初めてです。中学・高校とブレザーだったので。

ユザーン×カヒミ

ユザーン あ、それでさっきブレザーにも興味を示してたのか。あれのほうが懐かしい感じでしたか。

カヒミ あ、そうじゃなくて、ブレザーのほうがまだヤバくないかなって思ったんです(笑)。大人用でもネクタイが付いた制服とかはあるし。だけどせっかくなのでセーラー服を選んでみました。

ユザーン カヒミさん、女子校でしたか?

カヒミ 共学だったけど女子部と男子部に別れていて、関係がない感じでした。

ユザーン 男子と話すこととかなかったんですかね。

カヒミ なかったですねー。真面目だったというか、あんまり男の子に興味なくて。ちょっとませていたのかもしれない。

ユザーン 男の子に興味がないくらいませていたってすごいですね。そのころすでにやりきっちゃって、男子にキャーキャーするような感じでもなかったとか。

カヒミ 全然そんなことないです(笑)。同じ高校生とかよりも、年上の人とかのほうがいいかなぁ、みたいな。ウッディー・アレンとかかっこいいなって。

ユザーン それ、周りの人と話が合わなそうですね。

カヒミ ああ、はい。普通に見たら、なんだか変なおじさんじゃないですか。

ユザーン 確かに(笑)。ちょっと好みが渋すぎますよね。音楽はそのころやってなかったんですか?

カヒミ やっていませんでした。3つ上の姉はピアノが上手で、そのうえギターも弾けたのでバンドをやっていたんですけど、私は本当におとなしかったんです。ひとりでずっと本を読んでたりとか、映画館に行ったりとか、暗い感じで。

ユザーン 部活動もしてませんでした?

カヒミ 入学したとき、絶対なにかに入らなくちゃいけなかったので、最も人気がなかった剣道部に入りました。

ユザーン 人気がないから(笑)。

カヒミ まあ楽に入れるかな、と思って。ですが、当時私は身長が137cmくらいだったんです。

ユザーン それは結構小さいですよね。

カヒミ 防具を着けるじゃないですか。その状態で「メーン」ってやられたら、衝撃で後ろに倒れたまま防具の重さで起き上がれなくなって。で、亀みたいにバタバタしている私を見て、部員のみんなが爆笑したんですよ。それで辞めました。

ユザーン 辞めちゃったんだ(笑)。笑われたのが本当に嫌だったんですね。

この続きはMacPeople 2012年6月号で!


U-zhaan(ユザーン)

インドの打楽器「タブラ」の奏者。ザキール・フセイン氏、オニンド・チャタルジー氏に師事するため毎年インドに出かけている。インドでつぶやいたTwitterのコメントをまとめた書籍「ムンバイなう。」((株)スペースシャワーネットワーク刊)が好評発売中


文/U-zhaan
写真/松川コウジ
スタイリング/志葉則行
衣装協力/CONOMi
撮影協力/Nellie's English Bookstore 飯田橋店


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