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性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト 第11回

最新ゲームもサクサク! 「VAIO Z」のゲーム性能を探る

2012年05月15日 11時00分更新

文● 高橋量

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「ストリートファイターⅣベンチマーク」
解像度1600×900ドットで平均54.42fpsのランク「B」

 PC版「ストリートファイターⅣ」は2009年にリリースされたため、低めのスペックでも快適に動く。エフェクトなどを含め標準設定のまま、あえて1600×900ドットの最高解像度でテストしてみたところ、平均54.42fpsでランクは「B」という結果に。最高ランクではないものの、快適にプレーすることが可能だ。なお、「fps」とは1秒間に描画するフレーム数を表わし、この値が高ければ高いほど快適にプレーできることを示す。

1600×900ドットの最高解像度でスコアが「9153」のランク「B」。大画面でも問題なくプレーできる

解像度を1280×720ドットに落としてテストしてみたところ、なぜかスコアが「8277」に落ちてしまった

「バイオハザード5ベンチマーク」
解像度1280×720ドットで平均34.8fpsの「B」判定

 PC版「バイオハザード5」も2009年のリリースだが、4コアCPUや512MBのビデオメモリーを推奨しているだけあって、「ストリートファイターⅣ」よりもやや重め。エフェクトなどは標準のまま、1280×720ドットの解像度でテストしたところ、平均34.8fpsの「B」判定という結果となった。オブジェクトの多いシーンでは一瞬だけ引っかかるような場面が出てくるかもしれないが、これだけのベンチ結果であれば問題なくプレーできるだろう。ちなみに、1600×900ドットの解像度では27.5fpsの「C」判定で、処理落ちする場面もチラホラ見られた。

描画オブジェクトの少ないシーンではサクサク動くが、物の多い場面では一瞬ひっかかるような印象を受ける

解像度を1600×900ドットに上げると処理落ちの場面がやや目立つ

「ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク」
LOW(1280×720ドット)設定でスコア「2015」

 「ファイナルファンタジーXIV」はかなり重めのゲームで、高いマシンスペックを要求する。解像度を「LOW(1280×720ドット)」に設定してベンチマークを実行したところ、スコアは「2015」と、公式に「やや重い」とされる範囲(2000〜2499)にギリギリ収まった。2500以上で「普通」、4500以上で「快適」とされるだけに、快適に遊ぶにはややパワーが足りないといったところだ。

オブジェクトの少ないシーンではスムーズに動くが、嵐のシーンなどオブジェクトが増えるとコマ落ちが目立つ

ギリギリ「やや重い」とされる「2015」というスコア。プレーは可能だが、処理が重くなってしまうだろう

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