ソニーは、「VAIO E」の2012年夏モデルとして、11型サイズの「SVE11119FJW・B・P」を追加した(以下、VAIO E 11)。発売は6月9日予定。価格はオープンプライスで、店頭想定価格は約9万円。
VAIO E 11では、CPUとしてAMD E2-1800(1.7GHz)を採用。バックライトキーボード、Bluetooth 4.0やUSB 3.0端子、131万画素ウェブカメラ「Exmor」を搭載するなど、基本機能を強化している。アクセスポイントがなくても無線LAN機器同士を直接接続できる「Wi-Fi Direct」規格もサポートした。
VAIO Eシリーズ夏モデルでは、共通デザインコンセプトとして「Wrap Design」(ラップデザイン)を採用。側面などから本体を見た場合などに、大切なもの/愛着があるものをを包み込む(Wrap)行為や事柄/カバンなどをイメージしているという。またVAIO E 11のみ、光沢天板を採用している。
このほか、スタンバイ機能「Rapid Wake + Eco」を採用し、液晶を開けるとすぐに作業を再開できるようになった。ソニー独自のデータ保護ソリューションにより、液晶を閉じた直後に作業状態をキャッシュとして保存するため、電源が落ちてしまってもデータが失われることはないという。また、スリープ状態で約160日間のバッテリー持続時間を実現している。
主なスペック | ||
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製品名 | VAIO E 11 | |
型番 | SVE111119FJW・B・P | |
店頭想定価格 | 約9万円 | |
CPU | AMD E2-1800 APU(1.70GHz) | |
チップセット | AMD A68M FCH | |
メインメモリー | 4GB(最大8GB) | |
ディスプレー(最大解像度) | 11.6型ワイド(1366×768ドット)、LEDバックライト | |
グラフィックス機能 | AMD Radeon HD 7340(CPU内蔵) | |
ストレージ | 約500GB HDD | |
光学式ドライブ | - | |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n) | |
インターフェース | USB 3.0端子、USB 2.0端子×2、アナログRGB端子、HDMI端子、131万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0+HS | |
カードスロット | メモリカードスロット(SD/SDHC/SDXC、メモリースティック デュオ) | |
テレビ機能 | ― | |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、モノラルマイク、ヘッドホン端子、マイク端子 | |
本体サイズ/重量 | 約幅290×奥行き203.5×高さ23.5mm/約1.5kg | |
バッテリー駆動時間 | 約7時間 | |
OS | Windows 7 Home Premium SP1(64bit) |