外見がPSPにおそろしく似ている5型Android端末「V5200」がaPad専門店に入荷している。PSPそのままに、方向キーやアナログスティック、操作ボタンを備え、ゲームプレイの快適さは期待できそう。メーカーは同様の製品を積極的にリリースしている中国のJXD。
以前にもPS Vitaにソックリな端末「YDPG18」をご紹介したが、今回登場したPSP似のV5200は、再現度が非常に高いのが特徴だ。
操作ボタンの形状やスタート/セレクトボタンなどの配置こそ違うものの、それは本物と並べて初めて分かるというレベルで、一見しただけでは違いを指摘するのは難しい。ショップによれば「このメーカーはOEM生産をはじめゲーム端末の製造を広く行なっていると聞いているので、そういった“ノウハウ”を生かしているのではないか」とのこと。
スペックはCPUにCortex A8 1GHz、メインメモリー256MB(DDR2)、GPUに高性能なPOWERVR SGX531を搭載。800×480ドットの感圧式5型液晶(2点マルチタッチ対応)を採用し、4GBのストレージを内蔵する。なお、タブレット操作においては方向キーやアナログスティックをはじめ一部のキーが動作したものの、ゲーム用(○×□△)ボタンは反応しなかった。各種エミュレータやゲームアプリで使用できると思われるが、対応などは不明。
本体サイズは幅195×奥行き86.6×高さ17mmで、重量は245g。IEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応し、HDMI出力、30万画素のフロントカメラを搭載する。外部ストレージとして最大32GBのmicroSDHCを使用可能。搭載OSはAndroid2.3。同店ではホワイトモデルも同時に入荷しており、それぞれ店頭価格9800円で販売されている。