ベンチマーク環境
今回のベンチマークの環境は以下の通り。ハイエンドのビデオカードを購入するエンスーなユーザーを意識した構成とした。
| テスト環境 | |
|---|---|
| CPU | Intel「Core i7-3930K」(3.2GHz) |
| マザーボード | ASUSTeK「P9X79PRO」(Intel X79 Express) |
| メモリー | Kigston「KHX1600C9D3K4/16GX」(PC1600 DDR3 4GB×4) |
| SSD | Intel「SSD 320」(300GB) |
| 電源ユニット | ENERMAX「EPG600AWT」(600W) |
| OS | Windows 7 Home Premium SP1(64bit) |
| グラフィックドライバー | ForceWare 285.62 / Catalyst 12.1 1月9日版 |
検証したビデオカードは、Radeon HD 7950がAMDが評価用に用意したリファレンスデザインのビデオカード。同じく7970のリファレンスカード、7950と同程度の性能に並ぶと思われるGeForce GTX 580だ。なお、言うまでもなくリファレンスカードはオーバークロックされていない。
| 用意したビデオカード | |
|---|---|
| Radeon HD 7970 | AMDリファレンス評価キット |
| Radeon HD 7950 | AMDリファレンス評価キット |
| GeForce GTX 580 | GIGABYTE「GV-N580UD-15I」(792MHzにOC) |
3DMark11
まずは定番のDirectX11世代のベンチマーク「3DMark 11」から見ていこう。
3DMark 11 GPU(単位:score) better→
スコアとしては、7950は7970の86パーセント前後の性能だ。これは基本設定が同じでGPUクロックが800MHzに対して925MHzとほぼ同じ割合で下がっているのでそれを反映したものである。画質をExtreameモードとPerformaceモードで変えてみてもこの傾向は変わらない。
Battlefield 3
次に2011年で発売されたゲームの中で、いち早くDirectX11で開発され、要求するグラフィック性能が重量級として知られる「Battlefield 3」のFPSを測定した。同ゲームはベンチマークモードがないため、DirectXゲームでFPSを測定できるソフト「Fraps 3.4.7」を使いFPSを測定し、平均数値をスコアーとした。計測したステージは、キャンペーンモードの最初のステージ「SEMPER FIDELIS」だ。このステージは地下鉄の車内を一本道で進んでいくため、プレー内容によって変化がなく計測誤差が少ない。
「Battlefield 3」は画質のプリセットが「最高」「高」「中」「低」と用意されており、今回は「最高」「中」「低」で測定した。
スコアーのポイントは60fpsが超えられるかという点。60fpsを超えればほぼ残像感なくプレーできる。このクラスのビデオカードなので「最高」以下では余裕で60fps越えするが、いかに「最高」で60fpsを超えられるかが焦点となる。
Battlefield 3 (単位:fps) better→
GTX 580では、平均としては63fpsだがシーンによっては60fpsを下回ることがあった。7970は一定して60fps以上でプレーできた。7950の場合は60fpsを一瞬割り込むことがあったが、ほぼ60fps以上でプレー可能だった。「Battlefield 3」を最高画質で遊べるビデオカードと言えるだろう。
A列車で行こう9
FPSゲームばかりでは、偏りがあるので、線路を敷いて街を作るシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」のベンチマークソフトでFPSを計測した。採用したスコアーは「OpeningA」。この「OpeningA」は大きな街全体見渡す遠景のシーンや海のシーンが多く、ビルを数多く描画するときにGPU性能が必要となる。ゲームをプレーしていて街を大きくしたときに感じる描画の遅さがどうなるのか、最も良い判断材料となる。画質プリセットはフルHDの「高」に設定。V-syncをオフにしている。
A列車で行こう9 Opening:A(単位:fps) better→
本ソフトの場合は、DirectX9世代ということもあり、「Battlefield 3」とは必要とするGPU演算が異なるため、GeForce系の方がスコアーが高く出る傾向にある。そのため、他のベンチでは負けているGTX 580が7970と肩を並べる結果となった。7950は7970の85パーセント性能ということで、傾向は他のベンチと同じ。とはいえ、81.2fps出ているため、やはり最高画質でもプレーに支障はない。
Monster Hunter Frontier【大討伐】
プレー人数が多い鉄板ゲーム「モンスターハンターフロンティアオンライン」のベンチマーク第3弾 【大討伐】のスコアーを測定してみた。ゲームとしてはフルHDでもミドルクラスのビデオカードで十分遊べるので、どれだけスコアーを稼げるかというのがポイントだ。
Monster Hunter Frontier【大討伐】 (単位:fps) better→
7970に対して7950は84%とやや他よりもスコアーの低下率が大きい。とはいえ、誤差の範囲だろう。このため傾向はほぼ同じと見ていい。
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