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PS Vitaの操作性やソフト面をチェック ― 第3回

ボタン配置や駆動時間は? PS Vitaをレビュー 【ハード編】

2011年12月20日 22時30分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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入力ボタンとアナログスティックの干渉は?

 発売日前から話題にもなっていたが、下キーと左アナログスティック、×ボタンと右アナログスティックの位置が近すぎて、プレイ時に干渉するのではというものがあった。たしかに直線距離で7mm程度しかなく、男子の太い親指では×ボタン入力したら「左アナログスティックに触れてしまってカメラアングルが!」なんていう可能性もある。実際にチェックしてみたところ、少しだけアナログスティックを倒してしまうことがあった。意識的に持ち方を変更すれば大丈夫なのだが、いまだ慣れない。

ちょっとだけアナログスティックに触れてしまうのがネック写真のように持つと人が多いと思うのだが、これだとタッチパッドが反応するし、親指とアナログスティックの接触率も高い

 また、背面の窪み部分に折り曲げた中指側面を合わせるように置くと(中指第2関節部の側面にPS Vita本体を乗せる感じ)、ちょうど親指とアナログスティックが干渉しない感じに持てるので試してほしい。絵としては親指が本体に対して斜めに入るといった具合になる。右キーと□ボタン入力時に、ちょっとアナログスティックに触れる感じはあるのだが、入力まではいかず、だいぶ不安がなくなる。といっても、背面タッチパッドに触れようとすると、また指位置が変化するため、なんともはやなのだが。筆者としては、PSボタンとSELECTボタン、STARTボタンはPS Vitaロゴのある最下部が良かった。

CMやサイトの持ち方はお世辞にもプレイしやすいとは感じなかったので、最終的に中指第2関節部の側面にPS Vita本体を乗せる感じに着地。この持ち方だと親指の角度が自然に決まり、アナログスティックと干渉しにくくなる

カメラはゲーム内用途専用か

 カメラ機能は、アウトカメラとインカメラが用意されている。アウト・インカメラともに撮影できるデータの解像度は640×480ドット(VGA)で、絵写りは解像感に乏しく、白飛びしやすい。Webカム用やARを使用するゲーム用に用意されているだけといっていい。また動画撮影機能はいまのところないが、フレームレートは640×480ドット時で60fps、320×240ドット時で120fps。

カメラは単純に撮影するだけで、操作画面もシンプル
アウトカメラ。解像感に乏しいし、白飛びも起きやすいインカメラ。そのうち登場予定のSkype用カメラとしては十分

バッテリー駆動時間は短めで充電環境に難アリ

 バッテリー駆動時間は、携帯ゲーム機にとってはとても重要なファクターだ。カタログスペックでは、ゲームプレイは3~5時間とある。設定はスクリーンの明るさが初期設定で、Bluetoothオフ、ネットワーク機能オフの状態。描写の激しいゲームだと当然のことながら、バッテリー駆動時間は短くなるし、3G回線を使用するアプリであれば、3時間を切る可能性が高い。

 筆者のチェックは「忍道2 散華」をバッテリー100%の状態からプレイすることで行なった。設定は輝度50%、Bluetoothオン、ネットワーク機能もオンにした状態。本体の発熱はそれほどでもなかったのだが、プレイできた時間は3時間51分だった。同タイトルを購入した友人にも同じ設定でプレイしてもらったのだが、そのときのプレイ時間は3時間23分。プレイするスピードでデータの読み込み回数などの影響も出るだろうが、30分の差が生まれている。あくまで目安にしてもらいたい。

 カンタンな調査の結果から、5時間近く駆動させるとした場合は、輝度を最低にまで下げ、Bluetoothオフ、ネットワークもオフ(頻繁に通信しないため、オンのままでいいと思うが)がよさそうだ。なおバッテリー充電時間は、純正アダプター使用時でバッテリー0%から100%まで2時間31分だった。これはカタログスペックとほぼ同じ結果になった。

PSボタン長押しで輝度変更をしてバッテリー駆動時間をチェックした。チェック時は写真のバーの真ん中くらいに設定

 さて、モバイルゲーム機は屋外でのプレイもあり、PSPや3DSと一緒にモバイルバッテリーを持ち歩いているユーザーもいるハズ。上記の通り、3~4時間の駆動だと考えると、PS Vitaでもモバイルバッテリーは必須なのだが……、現時点では利用できるモバイルバッテリーはないといっていい。PS Vita専用のマルチユース端子付きUSBケーブルは仕様としてはUSB端子側がUSB 3.0になっており、いわゆるUSB 2.0準拠のモバイルバッテリーでは充電が開始されない。現時点での充電は、純正のACアダプターかPCに搭載されているUSB 3.0ポートが確実である。

付属する純正ACアダプターとUSBケーブルACアダプターのUSB端子にはスリットが。そのため、ほかのUSB端子を接続できないケースが圧倒的に多い
USBケーブルのVita接続側はマルチユース端子なので独自形状。中身としてはUSB3.0のようだ
充電中はPSボタンが点灯。画面上だと右上のバッテリーアイコンに充電エフェクトが生じる

筆者紹介――林 佑樹

 フリーランスの編集・ライター。紆余曲折あって、PCからゲーム、家電、生活雑貨までやれちゃう体になった。現在はiPhone 4SやらAndroidやらに埋もれている。機材貧乏一直線。ということで、次回は中身編です。


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