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T教授の「戦略的衝動買い」 第173回

ガジェット気分も刺激するLEDランプ「Pixo」を衝動買い

2011年12月16日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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 肝心要の照明の実用度も極めてよく考えられている。サークル状に配置された78個のLEDは、スイッチオンから、極めて短時間のうちに段階的に明るくなり、一般的にLED照明に対して我々が持っている、極めて白くて明るいだけのイメージとは大きく異なる。Pixoは、暖かみのある柔らかくて、そして奥深い電球色を実現している。

全部で78個のLEDが均等にサークル状に配置されている。左側の飛び出している部分が電源スイッチだ

78個のLED全部が点灯した状態 、消費電力はたったの5Wだが極めて明るい

 ベースメントにはUSB充電ポートも用意され、ナイトテーブルの上に設置したPixoでスマートフォンの充電も極めて自然にできる。いくつかのUSBガジェットを同時に充電したいのなら供給電力の制限もあるが、まずは、無いものねだりで、Pixoに似合うデザインコンシャスなUSBハブが必要だ。

ベースには充電専用のUSBポートが用意されている

スマートフォンやミュージックプレーヤーの充電には極めて便利だ

なかなかデザイン的にマッチするUSBハブが存在しないのが悲しい

 2段階の照度を持ち、自由自在に首を振ることでLED照明のフォーカス位置を自由に設定できるPixoなら、デスクの上だけではなく、ベッドでゴロゴロと頻繁に姿勢を変えながらの読書や、間接照明としても威力を発揮するだろう。Pixoは実用を第一において、その機能を実現する確実な機構を採用し、それを見事にラッピングした「必然のデザイン」だ。一般的には、失敗半分の“衝動買い”だが、「Pixo」は失敗のない衝動買いの最右翼だ。

360度自由にセッティングできるPixoの機能を生かせば間接照明にも威力を発揮する

“デザインの為のデザイン”が横行するなか、「必然のデザイン」の価値は高い


T教授

今回の衝動買い

アイテム:「Pixo ホワイト(光沢仕上げ)」(カラーはグラファイトもあり)
価格:2万1000円(アークトレーディングにて購入)

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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