肝心要の照明の実用度も極めてよく考えられている。サークル状に配置された78個のLEDは、スイッチオンから、極めて短時間のうちに段階的に明るくなり、一般的にLED照明に対して我々が持っている、極めて白くて明るいだけのイメージとは大きく異なる。Pixoは、暖かみのある柔らかくて、そして奥深い電球色を実現している。
ベースメントにはUSB充電ポートも用意され、ナイトテーブルの上に設置したPixoでスマートフォンの充電も極めて自然にできる。いくつかのUSBガジェットを同時に充電したいのなら供給電力の制限もあるが、まずは、無いものねだりで、Pixoに似合うデザインコンシャスなUSBハブが必要だ。
2段階の照度を持ち、自由自在に首を振ることでLED照明のフォーカス位置を自由に設定できるPixoなら、デスクの上だけではなく、ベッドでゴロゴロと頻繁に姿勢を変えながらの読書や、間接照明としても威力を発揮するだろう。Pixoは実用を第一において、その機能を実現する確実な機構を採用し、それを見事にラッピングした「必然のデザイン」だ。一般的には、失敗半分の“衝動買い”だが、「Pixo」は失敗のない衝動買いの最右翼だ。
今回の衝動買い
アイテム:「Pixo ホワイト(光沢仕上げ)」(カラーはグラファイトもあり)
価格:2万1000円(アークトレーディングにて購入)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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