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AirPlayとDLNAで広がる、iPhoneの可能性 第1回

初歩から始めるネットワークオーディオ

CDを上回る高音質再生にこだわれる「DNP-720SE」

2011年11月30日 10時00分更新

文● 広田稔(@kawauso3

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デジタル時代にぴったりなデノンのネットワークプレーヤー「DNP-720SE」。Hi-Fiにこだわる人にとってはFLAC形式で24bit/96kHzの高音質データを再生できる点が嬉しい

3万円台から始める、高音質ネットワーク再生

 この秋に登場し、オーディオファンの間でちょっとした話題になっている製品がある。老舗のオーディオブランドの“DENON”(デノン)がリリースした「DNP-720SE」だ。

DNP-720SEは、ブラックとプレミアムシルバーの2色でカラバリ展開されている

 DNP-720SEは、ピュアオーディオの世界で最近盛り上がりを見せている“ネットワークプレーヤー”のひとつ。その名の通り、NASやパソコンに保存した楽曲データを、LAN経由で読み出して再生できる製品。デジタル機器とHi-Fi機器の境界を取りはらい、手軽に高音質を手に入れられるのが大きな魅力となる。

 本格的なオーディオ機器でありながら、実売価格が3万円台(標準価格は5万400円)と手ごろである点も特徴。エントリー層でも十分手の届く金額で、ピュアオーディオのクオリティーを存分に体験できる逸品となっている。

 オーディオ専門誌などでは、毎号特集が組まれるほど注目を集めているネットワークプレーヤーだが、従来は10万円、20万円……台の比較的高価な製品が主流だった。DNP-720SEには、新しいカテゴリーの製品を試してみたいという、古株のオーディオマニアも注目し、予想を上回る売れ行きを示しているという。

 ここではDNP-720SEとネットワークプレーヤーの魅力を整理していこう。

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