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ミクZ4、3年目の本気! SUPER GT激闘記 第39回

反撃の跳ね馬! SGT第7戦はミクZ4無念の9位

2011年10月03日 23時28分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 ●撮影/鉄谷康博、加藤智充、編集部

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チャンピオン争いは痛車とイタ車に絞られた!

 なお、今回優勝したレガシーはランキング3位につけたが、トップの458との差は21ポイントなのでチャンピオン争いからは外れ、2011年のシーズンチャンピオンは458とミクZ4の2台に絞られることに。大橋監督が「事態はかなり深刻」と語るように、最終戦で5ポイントをひっくり返すのはかなり難しい。谷口選手もチャンピオンの射程距離に関して「今までは、拳銃で撃てば当たる距離だったのが、今回の順位でライフルで遠くの的の中心を狙うような感じになってしまった」とコメント。そして「だけどまだチャンピオンの権利がなくなったワケじゃない」と付け加えた。そう、たったの2台に絞られたチャンピオンの権利を持つクルマのうち、ひとつがミクZ4なのだ。

 今シーズンのチャンピオン争いは、痛車vsイタ車のガチンコ勝負になったのである!

 458になくてミクZ4にあるもの。それは1万6000人以上の個人スポンサーと熱い応援団だ。もてぎの応援シートは120人以上と過去最大の動員になった。こうなったらわれわれの声援と祈りでミクZ4のチャンピオン獲得の手助けをしようではないか! 最終決戦の場、ツインリンクもてぎ。決して苦手なサーキットではないはずだし、オートポリスとサーキットの性質が違うので性能調整の苦しみも軽減するかもしれない。何より、チャンピオンになれる可能性がなくなったワケではない。来れる人はサーキットに、来れない人はテレビやネットなどでミクZ4に声援を送るべし。

 さあ、ミクGTプロジェクト史上最大の試練を、チームとファンが一丸となって乗り越えよう!

レース前、まだリラックスしたムードの3人

番場選手に何らかのアドバイスをしているであろう谷口選手

ファンのみなさんが作ったテルテル坊主だが、赤だけ低く吊されているのだ(笑)

#39 DENSO SARD SC430のエースドライバー、石浦扇選手と談笑する谷口選手。お互い「ミク」なだけに親近感も沸く!?

今回のグリッドガールは晴香ちゃんだ

身長が高く、足が長いモデル体型の谷口選手。うーん、絵になるなあ

チャンピオン争いの本命としてインタビューを受ける谷口選手

大橋監督と谷口選手はなにやら相談中だ

レーシングミクサポーターズのみんなと会えるのも、残りわずかだと思うと寂しい

いつもと比べるとグリッドウォークは人が少ないが、そのぶん熱いファンばかり!

九州にだって、フラッグ隊参上! 決勝でもミクZ4のために振りまくっていた

谷口選手がいつもカップラーメンを食べているせいか、ファンの間でカップラーメンにサインをもらうブームが到来中らしい

イカちゃんチームも反省会。ニューフェイスのカルロ・ヴァン・ダム選手について、山岸選手に聞いてみたぞ。どうですか、ヴァン・ダム選手は? 「なかなかいいですよ。イカちゃん語の覚えが早いんです。もう語尾にゲソをつけたり……」いや、あの、そういうことではなくですね……「あ、違うの? ドライバーとしてはかなり速いですね。F3マシンとこのF430は似ているのか、あまり違和感なく乗れてるみたい。でもまだ実力の7割って感じですね。次こそはミクさんの前に出ますよ!」 ミクさんの前は何人たりとも走らせませんよ~!

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