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ミクZ4、3年目の本気! SUPER GT激闘記 第33回

ミクZ4、国内初ポールダンス! 日本でも悲願の優勝なるか!?

2011年09月11日 00時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 ●撮影/鉄谷康博、加藤智充

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国内のミクZ4ファンにも、
「優勝」という歓喜の歌声を聞かせてくれ!

 マレーシアのセパンサーキットでは予想外のポールトゥーウィンを達成したものの、国内ではひたすら我慢のレースを強いられてきたミクZ4。それでもポイントを取りこぼさず、最大のライバルである#11 JIMゲイナー 458に食らいついてきた。気合い全開で挑んだ、この富士戦。ミクGTプロジェクトの4シーズン目にして、初めての国内ポールポジション。これはチームや谷口選手の、勝利への執念がこのポールを呼び寄せたと言えよう。今回、#11 458や、#33 ハンコックポルシェは予選10位以下へと沈んでいる。シリーズチャンピオンへの扉は開かれた。今がそのとき、「THIS IS IT」である。富士に詰めかけたファン、パブリックビューイングやテレビの前で祈るファン、なにより1万6000人を超えた個人スポンサーたちの目の前で、国内初の優勝を見せてもらおうではないか!

ポールを獲った直後のピットは、もはやお祭り騒ぎ。いつもクールな大橋監督もこのときばかりは笑顔を隠しきれない! 鈴木代表も、BMWが富士でポールを獲ったという事実に感慨深そうだ

ピットでの記念撮影。しかし、谷口選手と番場選手はAYAMIちゃんのある部分(クリッピングポイント!?)のほうが、たいそう気になっているようで……

 応援シートに参加してくれた皆さんはもちろん応援シートから、今回参加できなかった方たちもコースのあらゆるスポットやテレビ、パソコンの前から、ミクZ4に精一杯の祈りと声援を送ろう! そして、ミクZ4の国内初勝利という歴史的瞬間をその目に焼き付けてようじゃないか!

ポール獲得のドライバー会見に、(セパンに同行しなかった)筆者も初めて参加できた! ひとりで会見を仕切っていた感のある谷口選手は「どうも、BMW勢で最高の成績を収めた谷口です(BMWはミクZ4一台しか出てないってば!)」「今回ポールを獲れたのはYOKOHAMAさんが良いタイヤを開発してくれたおかげです。もう担当に会うたびに『富士フジFujiふじ』言ってて、電話を掛けても『もしもし?』じゃなくて『フジフジ?』って言ってたくらいですから(笑)。まあ、それはウソですけど。ナハハ」と、軽快な冗談を交えながらいつも以上に饒舌に語ってくれた

ポール獲得に続く朗報!

 お待たせしました。10月16日決勝のSUPER GT 2011シリーズ最終戦・ツインリンクもてぎの応援シートが準備できました。近日販売開始しますので、ASCII.jpの記事をお見逃しなく!


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