総合バランスに優れる薄型ボディはいつもカバンに入れて持ち歩きたい
「Idea Pad U260」の約1.35kgという重量は、カバンに入れて日常的に持ち歩けるギリギリの重量だ。もっとコンパクトなモバイルPC1kgを切るかどうかがポイントになるが、12.5型ワイドディスプレイを搭載したノートではこのあたりが平均的なところだろう。本体が薄型ボディなので、実際にA4サイズの書類が入るビジネスバッグに入れて持ち歩いてみたが、持ち重り感はそれほどない。ビジネスユースで、プレゼンなどに利用する場合も苦労せずに移動できそうだ。
カタログ上はバッテリー駆動の最大時間が約4.4時間となっている。FinalFantasy XIVのベンチマークをループで実行しながら、「Idea Pad U260」を高パフォーマンスモードで動作させたところ、1時間50分ほどの駆動時間となった。最大パフォーマンスで連続使用ということは実際にはあまりないはずだから、実用上は十分なバッテリー駆動時間になると想定される。
ちなみに、プレゼンなどのビジネスユースでも、家庭でのエンタメ用途でも、役立つHDMI端子も装備されている。VGAポートも装備されるので、環境に合わせた外部出力がやりやすい。
その他のインターフェース類については、USB2.0×2とオーディオ端子、LAN端子といったところだ。省電力機能のために、無線LANやBlueToothをまとめてon/offするスイッチも側面にあって使いやすい。残念ながらメモリカードスロットは装備しないため、USB接続して利用することになる。
実は今回試用した「Idea Pad U260」は、PCの取り扱いがあるヨドバシカメラおよびビックカメラで限定1000台のみ販売されるモデルだ。ヨドバシカメラの直販サイト価格では、7万9800円(税込)で販売されている。また今後、レノボの直販サイトでも同様のモデルを販売することが予想される。
いずれにせよ、薄型でスタイリッシュなCULVノートとして本機には魅力がある。ヨドバシカメラやビックカメラの店頭で触る機会があったら、質感も含めて確認してみてはどうだろう。
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