TDP45Wの低電圧版ながらVGA機能を内蔵するSandy Bridge版Xeonこと「Xeon E3-1260L」が発売となった。先週発売となったTDP20Wモデル「Xeon E3-1220L」の上位にあたる製品だ。
今回もトレイ版(バルク版)として入荷した同製品。主なスペックはクアッドコア/Hyper-ThreadingサポートでTDPは45W、クロック周波数2.4GHz(Turbo Boost時3.3GHz)、L3キャッシュ容量が8MB、内蔵VGA機能に「Intel HD Graphics 2000」(クロック650MHz/最高1250MHz)というもので、TDP20WモデルのXeon E3-1220Lからはかなり性能がアップした印象だ。
PC DIY SHOP FreeTでは、昨日から販売が始まったばかりのZ68チップセット搭載マザーASRock 「Z68 Pro3」で早速動作検証を実施。しっかりと「Xeon E3-1260L」と認識して動作しているのが確認できた(ただし、「Intel C202/C204/C206」チップセット以外での動作保証はない)。
価格はPC DIY SHOP FreeTで2万7800円(サンプル入荷につき予約受け付け中)、ツクモパソコン本店では2万8980円となっている。