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Intel「Xeon E3-1260L」

「Xeon E3-1260L」が販売開始、Z68マザーでも動作確認!

2011年05月12日 21時58分更新

文● 増田

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 TDP45Wの低電圧版ながらVGA機能を内蔵するSandy Bridge版Xeonこと「Xeon E3-1260L」が発売となった。先週発売となったTDP20Wモデル「Xeon E3-1220L」の上位にあたる製品だ。

TDP45Wの低電圧版ながらVGA機能を内蔵するSandy Bridge版Xeonに新モデル「Xeon E3-1260L」が登場。今回もバルク版での販売で、CPUクーラーは付属せず。入荷数も少量となる

 今回もトレイ版(バルク版)として入荷した同製品。主なスペックはクアッドコア/Hyper-ThreadingサポートでTDPは45W、クロック周波数2.4GHz(Turbo Boost時3.3GHz)、L3キャッシュ容量が8MB、内蔵VGA機能に「Intel HD Graphics 2000」(クロック650MHz/最高1250MHz)というもので、TDP20WモデルのXeon E3-1220Lからはかなり性能がアップした印象だ。

スペック的にはデュアルコアだった「Xeon E3-1220L」から、かなり上がった印象。TDPこそ45Wとなったが、それでもデスクトップ版と比較するとだいぶ低い

 PC DIY SHOP FreeTでは、昨日から販売が始まったばかりのZ68チップセット搭載マザーASRock 「Z68 Pro3」で早速動作検証を実施。しっかりと「Xeon E3-1260L」と認識して動作しているのが確認できた(ただし、「Intel C202/C204/C206」チップセット以外での動作保証はない)。
 価格はPC DIY SHOP FreeTで2万7800円(サンプル入荷につき予約受け付け中)、ツクモパソコン本店では2万8980円となっている。

PC DIY SHOP FreeTでは、昨日から販売が始まったばかりの「Z68」搭載マザーASRock 「Z68 Pro3」で早速動作検証を実施。内蔵GPUが持つハードウェアエンコード機能「Intel Quick Sync Video」も動作していた

Z68搭載マザーでもしっかりとXeon E3-1260Lと認識して動作しているのが確認できた。とはいえ「Intel C202/C204/C206」チップセット以外での動作保証はない点は、いつも通りだ

【取材協力】

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