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「Small」「Miniature」「micro」の3種類

日立情報システムズ、コンテナDCに1ラックサイズなど3モデル追加

2011年04月21日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月20日、日立情報システムズはコンテナ型データセンターー(コンテナDC)のラインナップを強化。「Small」「Miniature」「micro」の3種類を5月より販売する。

新モデルが追加された日立情報システムズのコンテナDCのラインナップ

 コンテナDCは屋外に設置できることからデータセンター機能の移設、増設、撤去が容易で、消費電力の削減にも寄与する。このため、米国では大手IT企業を中心に建設が加速しているという。日立情報では、2009年9月に高集積と省エネルギーを兼ね備えた「モジュール型データセンタ(MDC)」を湘南センタに構築して無人運用を開始。さらに、MDCで培った高集積・省エネルギー技術を踏まえ、建築物としての要件を満たしたコンテナDCの第1号機を導入し、2010年12月より自社システムの遠隔運用・監視を開始するなど、環境に配慮した次世代型データセンターの開発・運用に取り組んでいる

 日立情報が提供中のコンテナDCは、最大80台の物理サーバ(20台/ラック×4ラック)を収納可能だ(「Standard」モデル)。これでは、少数のサーバーしか利用していないユーザにとっては過剰スペックとなってしまい、より安価かつ柔軟に導入したいというニーズが高まっていたという。このような背景から、40台収納可能な「Smallモデル」、20台収納可能な「Miniature」モデル、4台収納可能な「micro」モデルの3種類を追加した。「micro」モデルは、他の3モデルの内部への増設が可能で、ユーザニーズに応じた提供・増設が行なえる。

初出時、日立情報システムズの社名表記が誤っておりました。お詫びし、訂正させていただきます。(2011年4月21日)

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