前回は公園の“新参猫”の魅力に負けて、あまり触れられなかったリコーのユニット交換式デジカメ「GXR」。今回はきっちりと猫撮影したい。
現在、GXR用として4つのカメラユニットが出ているが、APS-Cサイズの撮像素子を搭載したユニットは2つ。「A12 50mm F2.5 MACRO」と「A12 28mm F2.5」だ。
猫を撮るにはマクロ撮影も可能な50mm F2.5の方が向いているが、手元に来たのは28mm F2.5。広角だと背景が広く写るので、それを考えた撮り方をしたい。
まずは高感度とF2.5の明るさを生かした室内編だ。冒頭の写真はソファーでくつろぐ「かふか(我が家の猫)」。昼間なのでISO 400でOK。F2.5ゆえに背景もほどよくぼけてくれて撮りやすい。
次は真上から。撮影から帰宅したら、「かふか」が撫でてくれと寄ってきたので、首筋を撫でてあげつつ撮影。
あ、決して首を絞めてるとか、無理に上を向けているとかじゃないからね。頭を親指で撫でつつ、首も撫でているからそう見えているだけ。
こんな風に真上から撮ると、広角ならではの遠近感が出てユニークな写真になるのだ。
3枚目は暗い部屋で。寒くなってくると2匹が寄り添うシーンが増える。冬の楽しさのひとつ。2匹の腕の交差が面白くて撮ってみた。我が家のもう一匹の猫である「大五郎」の右手と「かふか」の右手がクロスしてる。伸ばした「かふか」の右手を枕にしてる「大五郎」。感度は目一杯上げてISO 3200で撮った。
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