GPS内蔵の旅カメラ「EX-H20G」
もう一方の新機種である「EX-H20G」(予想実売価格4万円前後)の特徴はGPSを内蔵する点。GPSとモーションセンサーによる自律測位を組み合わせた「ハイブリッドGPS」により、高精度な測位が可能だという。
カメラ内には日本の12都市および世界の約140都市の詳細地図データを内蔵。自分の位置や撮影した位置を表示できるほか、カメラ内に有名な観光地の写真&位置データを約1万点内蔵しており、自分の位置に近い観光地がどこにあるのかをすぐに確認できる。
また約100件の地名データベースを内蔵しており、写真に地名を表示して表示や印刷が行なえる。
レンズは35mm判換算で24~240mmの光学10倍レンズを搭載。さらにデジタルズームを組み合わせることで最大15倍のズームが可能だ。なお、こちらもデジタルズーム時に超解像処理を行なうことが可能だが、EX-ZR10のように複数の画像情報の参照は行わない。
撮像素子は1/2.3型のCCDセンサー(有効1410万画素)で、動画撮影は最大1280×720ドット(秒間30コマ)となる。そのほか、省電力性能を見直し、1回の充電で約600枚の撮影が可能となっている。