PowerPoint 2011
今度のPowerPoint 2011は、リボンインターフェースの導入やVBAのサポートなど、Office for Mac 2011共通の新機能を踏まえつつ、独自の機能強化も図られている。ここでは、そのうち2つをピックアップしてみよう。
まずひとつは「ブロードキャストスライドショー」。PowerPointファイル(ppt)をMicrosoftのサイトへアップロードするとURLが発行されるので、そのURLにブラウザーでアクセスすると、PowerPointファイルのスライドショーを視聴できるというもの。スライドショーのページ遷移はアップロードを行なったPowerPoint 2011の操作に連動するため、ブラウザー側での操作は必要ない。なお、アップロードの際にはWindows Live IDが要求されるほか、ブラウザー側にはSilverlightアドオンが必要だ。
そしてイチ押しが「ダイナミックソート」。Windows版にはないOffice for Mac 2011の独自機能で、写真やテキストなどのレイヤーを立体的に表示し、直感的に並べ変えられるというもの。複数の画像を貼りつけた文書の場合、レイヤーの順序がわかりにくくなりがちだが、この機能を使えば一目瞭然。Word 2011でもサポートされるので、ぜひ活用してほしい。