海外36地域で日本語保守サポートを提供
企業向けモデルのdynabook RX3では、標準で1年間の持ち込み修理、部品保証、海外36地域での保守サポートが付属する。
オプションでパーツ保証のみを3年間延長させたり、持ち込み修理、海外保守サポートも含めて3年まで延長させたりといったことが可能だ。そのほかにも、翌営業日での訪問修理(オンサイトサービス)を追加可能で、最長5年まで対応する。
海外サポートは、36地域すべてで日本語での修理相談が可能で、日本への引き取り修理サービスも付属する。アメリカ、中国では、現地修理サービスを受けることもできるほか、保証期間が切れても有料で対応してくれる。
高性能モバイルPCとしては
コストパフォーマンスが光る
いまや超低電圧版Core i7を搭載したノートPCが10万円を切る価格で手に入る時代になった。しかし、処理能力だけを見れば標準電圧版のCore i3、Core i5などに譲る。
もちろん動作周波数が低い分、消費電力も低く、バッテリーの持ち時間が有利になる。充電なしでとにかく長時間使いたいと考えるなら、ほかに選択肢はない。ただし、現状ではCPUそのものの値段が高く、搭載したモバイルノートも高価格路線を脱しない。
最近では東芝だけでなくパナソニックのLet'snote Sシリーズなど、標準電圧版のCPUを積極的に採用するメーカーも増えている。CPUごとの処理能力とバッテリー駆動時間を天秤にかけて、最適な製品を選びたい。
本製品はCore i3でありながら通常電圧版CPUということで処理能力が高く、実勢価格で14万5000円前後とコストパフォーマンスの高さも光る。しかも、13.3型ワイド(1366×768ドット)の2スピンドル機でありながら、約1.45kgという軽さを実現している。
本体も25.7mmと薄型でカバンなどに入れて持ち運びやすい。十分な性能を持つ高性能モバイルノートを手軽に持ち運びたいと考えているなら、まず最初に検討してほしい1台だ。
dynabook RX3/T6Mの主な仕様 | |
---|---|
CPU | Core i3-350M(2.26GHz) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス | CPU内蔵 |
液晶ディスプレー | 13.3型ワイド 1366×768ドット |
ストレージ | HDD 320GB |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n |
インターフェース | アナログRGB出力、1000BASE-T、HDMI、eSATAなど |
サイズ | 幅316×奥行き227×高さ25.7(最薄部は16.8mm) |
重量 | 約1.45kg |
バッテリー駆動時間 | 約10時間(JEITA測定法Ver1.0準拠) |
OS | Windows 7 Home Premium 32bit版 |
実勢価格 | 14万5000円前後 |
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