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仕事を乗り切る、BizTools 第2回

電子辞書選択のキモ

いま旬の電子辞書4モデル、購入のポイント

2010年05月12日 09時00分更新

文● 後藤宏

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wordtank V330

Wordtank V330

 キヤノンのV330は、従来モデルに比べ約4.5倍もの用語を収録し、英語のコンテンツを大幅に強化したモデル。約170万項目を収録した英和データベースを搭載したほか、1週間にわたり同じ100語をひたすら反復して覚える「ユメタン」(灘中学・高等学校英語科 木村教諭 監修)も収録。

 さらに、4冊の英和辞典を内蔵するなど、英語系コンテンツに関しては、ほかの3モデルを圧倒する充実ぶり。もちろん、発音を確認できる音声出力コンテンツも備え、目と耳の両方で英語を理解できる。

 なお、ディスプレイには、4.9インチの白黒の液晶パネルを採用。動画や画像といったコンテンツは閲覧ができない点は残念なところ。4モデルの中では、唯一、乾電池のみの駆動。

【携帯性】4モデルの中でも重量が最も重い。ディスプレイ側が厚く、手に持ったときズシリとした重みを感じた。身に着けて持ち歩くのは、ギリギリのライン

【操作性】従来型のキーボードスタイルで、オーソドックなスタイル。キーボード面の下部には、カーソルキーは訳・決定キーなどがスッキリとまとめられ、操作性は良好

【機能性】パソコンとUSBでつなげることで、パソコン上から気になる用語を手早く検索できる「USB辞書」機能がユニーク。発音データが収録されていない英単語や例文を合成音声で読み上げる「TTS」機能も備えている

【コンテンツ】英和データベース「英辞郎」を収録。一般的な難語のみならず、経済や医療はもちろん、固有名詞や略語まで対応する。そのほか、「ジーニアス英和辞典」など4つの英和・和英辞典を備え、シーンによって使い分けられる

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