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謎に包まれた天使役の花澤香菜さんに直撃インタビュー!

2010年04月30日 19時00分更新

文● 伊藤 真広

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 「Angel Beats!」でゆり率いるSSS(死んだ世界戦線)と対立する生徒会長の天使役を演じる花澤香菜さんへ、ASCII.jpは単独インタビューを敢行!
 物語も折り返し地点が近づき、徐々に謎が解明されていく中、未だに多くの謎を持つ天使役を演じる彼女は、如何に天使役を演じているのか、その胸中を聞いてきたぞ!

――演じられている天使という役について教えてください。
花澤さん(以下、花澤):この世界では、天使と呼ばれている正体不明の謎の女の子です。正体不明なんですけど、暴走する生徒たちを生徒会長として正してあげるというか注意する役割をしています。ゆりたちの死んだ世界戦線と接触(戦闘)をすることが多くあります。

――天使というキャラクターの第一印象はいかがでしたか?
花澤:オーディションの時にセリフを見て、なんか意味深って思いました。ここまで感情表現が豊かじゃない、もっと静かで重々しい雰囲気だと思って、演じてました。そしたら、もっと「ふわっとしてください」といわれてしまいました(笑)。
 けど、言っていることが明るいことではなかったりするので、演じるのが難しいキャラクターだなと思いました。

――寡黙なキャラクターですが、少ないセリフの中でキャラクターの特徴や魅力を伝えるために気を使っているところがあれば教えてください。
花澤:基本的に私がよく注意されるのは「ふわっと、ほわっとしてください」と。天使は、ずっと感情のブレを出さずに、周りから不思議だなと思う存在にしたいと思うので、そのあたりを気をつけています。ただ、会話をしているとどうしても乗っかりたくなってしまって、そこが難しいですね(笑)。

――天使というキャラクターを演じているなかで、注目してもらいたい点はありますか?
花澤:ところどころに、天使の天然さが出るセリフがあったりするので、そういった点に注目していただきたいと思います。特に天使の好きな「○○○」だったりするところとかですね。
 あとは、声は一切入れていないんですが、戦闘シーンの動きとかも注目していただければと思います。

――4話まで放送されましたが、今後の見所を教えてください
花澤:5話は、本当に笑ってしまう、ゆりたちがギャグを畳み掛けていくので、ゆりたちの策略を笑っていただければと思います。天使でいうと、外から追い込まれていくなかで、ちょっと悲しい気持ちになったりするシーンもあるので、そういった点を注目していただければと思います。

――最後に視聴者の方へメッセージをお願いいたします。

花澤:「Angel Beats!」という作品は、収録が始まる前から楽しみにしていて、もうすぐ収録がすべて終わってしまうのが残念なんですが、放送はまだまだ続きます。視聴者のみなさんの期待どおりの作品に仕上がっているので、これからも応援していただけると嬉しいです。

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