より低価格で3D環境を構築できる「HX800」
外付けの3Dメガネ用送信機を接続することで3Dに対応する「HX800」は、今回最安で3D環境を構築できるモデルとなる。エッジライト式のLEDバックライトを採用するが、パネルの端に配置されたLEDを部分的にコントロールすることでエリア駆動を実現した。
液晶パネルは4倍速駆動で、LX900と同じく「クリアーモード」に対応。LEDを消灯することで黒挿入を行ない、残像感の少ないスムーズな映像を見ることができる。
液晶パネル前面には、外光および液晶パネルからの映像光の乱反射を抑える表面処理を施した「クリアブラックパネル」を装備。明るい部屋でも黒が締まって見えるという。
画面サイズは46V型(予想実売価格28万円前後)と40V型(同22万円前後)を用意。7月発売となる。
ミドル以下のクラスでもLEDバックライトを採用
番組録画モデルも!
3D表示には対応しないミドル~エントリーモデルも登場する。「NX800」シリーズはエッジライト式LEDバックライトを採用。ただしエリア制御には対応しておらず、液晶パネルは4倍速駆動だが、黒挿入は行なわない。
HX800と同じくクリアブラックパネルを搭載し、無線LANを内蔵する。46V型(予想実売価格26万円前後)と40V型(同20万円前後)を用意しており、発売は4月の予定。
32V型(予想実売価格10万円前後)、26V型(同9万5000円前後)、22V型(同8万円前後)を用意する小型テレビ「BX30H」シリーズは、500GB HDDを内蔵しテレビ録画に対応する。ダブルチューナー搭載で番組を視聴しながらの裏番組録画にも対応。ただし、USBやEthernet端子などは搭載せず、録画した番組をBDレコーダーなどを使って書き出すことはできない。発売は6月の見込み。
そのほか、LEDバックライトを採用しない「HX700」シリーズも4月に発売される。液晶パネルは4倍速駆動対応で、画面サイズは46V型(予想実売価格25万円前後)と40V型(同19万円前後)となる。