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裏面照射型CMOS+独自画像処理の実力は!?

早くもモデルチェンジしたリコー「CX3」を試す!

2010年02月10日 12時00分更新

文● 小林 伸

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ダイナミックレンジダブルショットモード

「ダイナミックレンジダブルショット」の効果設定

「ダイナミックレンジダブルショット」の効果設定

 新たな機能としては撮影モードに「シーンオート」を搭載。カメラが自動的に撮影シーンを判断してくれるこの機能は初心者向けを意識したものだろう。

 さらに、露出を変えた2枚の画像を連続撮影して合成する「ダイナミックレンジダブルショットモード」も新たに搭載した。センサーのダイナミックレンジを越えた部分のトーンまで露出を変更した2枚の画像を合成し、適切な処理を施してくれる。

 効果のかけ具合(AUTO/微弱/弱/中/強)と、どの領域の輝度を優先するか(ハイライト/シャドー/OFF)を調整できるが、設定が「AUTO」の場合はHDR的な画像を生成することが多いようだ。


ダイナミックレンジダブルショット設定による違い(日中)

AUTO

AUTO

微弱:ハイライト

微弱:ハイライト

弱:ハイライト

弱:ハイライト

中:ハイライト

中:ハイライト

強:ハイライト

強:ハイライト


ダイナミックレンジダブルショット設定による違い(夜景)

AUTO

AUTO

微弱:シャドー

微弱:シャドー

弱:シャドー

弱:シャドー

中:シャドー

中:シャドー

強:シャドー

強:シャドー

 上の夜景撮影の「AUTO」の設定時の写り方もHDR的な感じになった。なお、ダイナミックレンジダブルショット設定時、メニューから「+通常撮影」の設定を「ON」にしておくことで通常の画像も同時に記録されるようにできる。

「ダイナミックレンジダブルショット」の「+通常撮影」の項目

「ダイナミックレンジダブルショット」の「+通常撮影」の項目

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