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裏面照射型CMOS+独自画像処理の実力は!?

早くもモデルチェンジしたリコー「CX3」を試す!

2010年02月10日 12時00分更新

文● 小林 伸

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イメージ

 春と秋、半年ごとにモデルチェンジを繰り返してきたリコーのエントリー向けデジタルカメラ「CX」シリーズ。今年は少し早めに(2月19日発売予定)「CX3」が発表された。今回のモデルチェンジでの大きな目玉は、なんといっても裏面照射型CMOSセンサーの採用だろう。


裏面照射型CMOSで感度アップ

「CX3」(予想実売価格4万5000円前後) 「CX3」(予想実売価格4万5000円前後)

 ここのところ各社が裏面照射型センサーを採用してきているが、タイミングよくリコーもCX3で採用してきた。画像処理エンジン「Smooth Image Engine IV」を1/2.3型約1000万画素の裏面照射型CMOSセンサーとあわせて搭載することで、暗いシーンや明暗差の大きいシーンでの画質向上をうたっている。そのため最高撮影感度は上位機種「GXR」と同様のISO 3200相当までに向上した。

 画像処理は「GR DIGITAL III」に搭載されていたノイズリダクションのアルゴリズムを採用し、センサーからの出力信号の時点でノイズ処理を行なっている。これにより、高感度時のノイズも効果的に低減され、従来機よりも暗いシーンでの画質向上を果たした。

ノイズリダクションの効果設定 ノイズリダクションの効果設定

 さらにノイズリダクションは「AUTO」「弱」「強」「MAX」と設定が可能。今回新たに搭載された「MAX」の設定では、センサーが捉えた画像データのノイズ分布を解析し、領域に応じて最適な処理を行なう「分散推定式」の高度なノイズ低減処理が可能になったという。


ISO感度による画質の変化(日中)

ISO 80 ISO 100
ISO 80ISO 100
ISO 200 ISO 400
ISO 200ISO 400
ISO 800 ISO 1600
ISO 800ISO 1600
ISO 3200(NRオフ) ISO 3200(NR:弱)
ISO 3200(NRオフ)ISO 3200(NR:弱)
ISO 3200(NR:強) ISO 3200(NR:MAX)
ISO 3200(NR:強)ISO 3200(NR:MAX)

ISO感度による画質の変化(夜景)

ISO 80 ISO 100
ISO 80ISO 100
ISO 200 ISO 400
ISO 200ISO 400
ISO 800 ISO 1600
ISO 800ISO 1600
ISO 3200(NRオフ) ISO 3200(NR:弱)
ISO 3200(NRオフ)ISO 3200(NR:弱)
ISO 3200(NR強) ISO 3200(NR:MAX)
ISO 3200(NR強)ISO 3200(NR:MAX)

 ISO 800までは十分に日常的に使用できる感度であると思う。ISO 1600になると若干ノイジーではあるが、従来と比較すればまだまだ良好。ISO 3200になるとさすがにノイズリダクションなしでは厳しい。

 今回はISO 3200での設定時のみ、この「MAX」の設定を試してみた。たしかに「強」の設定よりもノイズ感は減るように見えるが、その分質感やシャープさが失われてしまうように感じる。コレばかりは仕方のないことかもしれない。好みで使い分けるといいだろう。

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