最後にエンコードをしておしまいにする
電車がない。よくやった、もういいからエンコードしろ、そして歩いて帰れと自分を説得する。プロジェクト全体の長さを設定し、「出力」からAVIを選択する。すると、見慣れない項目が見えてきた。「立体映像化」と書いてある(上位版の「CrazyTalk6 Pro」のみ)。
これはあれか、赤と緑のメガネをかけると飛び出して見える、あれか! 川崎の映画館がいいとか、そういうのとは違うんだろうけど、とにかくあれか!
……とここで冷静になり、さすがに解説ビデオを飛び出させる意味もないので今回は見送り、そのままエンコードをかけることにした。そしてようやく完成したのが、各ページにある動画たちだ。
もうここまでやっておいて改めて言うことはないと自分でも思うのだが、CT6は「本気で」遊べる。才能が火を噴いたというより、ただ中途半端に痛い動画ができてしまったような気もするが、ここまでの動画を一晩で(無理したが)作れてしまう映像編集ソフトなんて見たことがない。
不覚にも気になってしまった方はぜひ、衝動買いのスイッチを押してみてほしい。