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超・スマートフォン、HYBRID W-ZERO3を使いこなす

QWERTYレスでも大丈夫? 「ケータイShoin」のツボ

2010年01月27日 10時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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 初代W-ZERO3、W-ZERO3[es]、Advanced/W-ZERO3[es]、そしてWILLCOM 03と続くウィルコムのスマートフォンと言えば、QWERTY配列キーボードのスライド機構が共通した特徴となっている。しかしHYBRID W-ZERO3ではキーボードの搭載を廃止し、通常のケータイ端末に近いスタイルに変化している。

 キーボードが廃止されたことで、文字入力に不安を覚えるかもしれない。しかしHYBRID W-ZERO3はテンキーだけでも快適な文字入力を実現できるよう、さまざまな配慮がなされている。

HYBRID W-ZERO3の活用記事:
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英数字の入力しやすさはどうか

 携帯電話とは異なり、フルブラウザーの使用がメインになってくると、少々面倒になるのが、英数字と日本語が混じった文章の入力だ。メールなどを利用するのであれば、アドレスは連絡先に保存して置けるし、本文も日本語だけで済む。しかし、ブックマークの仕組みはあっても、ウェブサイトを表示するためにURLを打ち込みたいケースは意外に多いし、IDとパスワード入力のために、英字と数字を混在させたりといった状況も出てくる。そのたびに、入力する文字種を切り替えるのは結構ストレスがたまるものだ。

 やってしまいがちな失敗としては、「全角かな」モードの状態で、英字を打ち始めてしまうこと。この場合は、打ち込んだ文字を一度削除して、英字モードに切り替え、改めて打ち直す人が多いと思う。まず打ちたいという気持ちが強すぎると、こういったミスをしてしまいがちである。

文字種を切り替え忘れて入力してしまうミスもありがちだが、変換候補に英字で入力した場合の文字も表示されるため、打ち直す必要がないURLを入力する際に頻繁に入れる「www」を間違えて「ららら」と入力しても、きちんと英字で入力した場合の候補が表示された

 しかし、ケータイShoinの機能を知っておくとこんなストレスも多少軽減できる。

 例えば「Windows」と打ちたいときに「らつひさふら」と入力し始めてしまった。こんなときでも、慌てず「文字」ボタンを押す。そうすると、変換候補の中にちゃんと「Windows」や「windows」が出てくるのだ。MS-IMEで「F9」を押すと全角のかな→英数字への切り替え、「F8」を押すと全角→半角の切り替えが可能だが、これと似たようなことができると思えばいい。慣れてくると英字入力のストレスはかなり減る。

 また、予測変換にもURLの入力を想定した機能がある。例えば、「ららら」と入力すると「www」が候補に出る。

 これらは携帯電話機に搭載されているものと基本的に同じだが、パソコンを中心に利用しているユーザーはなかなか気付かない部分ではないだろうか。


おぼえておきたい、ワンタッチ変換

 テンキーで文字を入力する際、面倒なのが文字によってはキーを何度も押す必要があること。たとえば「あ」なら「1」キーを1回押せばよいが、「お」になると5回押す必要がある。しかしQWERTY配列のキーボードなら、「あ」行なら1キー、それ以外でも2キーで入力できる。世の中には「ポケベル打ち」とか「ツータッチ入力」といった機能を持つ携帯電話もある。「ち」なら「4」と「2」、「へ」なら「5」と「4」など2回のタッチで文字を入れる方式だ。しかし、HYBRID W-ZERO3にはこの機能がない。このため、どうしてもテンキーは入力効率が悪いと感じてしまう。

 この問題については「ワンタッチ変換」を知っておくといい。

 たとえばメールで「帰ります」という単語を入力するとしよう。通常であれば、まず「か」行を入力する「2」キーを1回、続けて「あ」行の「1」キーを4回……と入力しなければならない。

行の最初の文字だけを入力して「ワンタッチ変換」をタップする各行の組み合わせから、候補となる単語を表示してくれる。「かあらまさ」なら「帰ります」や「返ります」、「凍ります」などが候補となる

 しかしワンタッチ変換を利用すれば、全角ひらがなモードで、「2」「1」「9」「8」「3」とキーを1回ずつ押す、つまり「かあらまさ」と入力して「ワンタッチ変換」をタップすると「帰ります」が候補として表示される。1文字目にか行、2文字目にあ行、3文字目にら行……の文字が含まれている単語を検索して、変換候補に出してくれるのだ。

 同様に「6」「9」「4」と打って、ワンタッチ変換すると「ひろた」(広田)、「ひらた」(平田)、「ふるた」(古田)、「ふるつ」(古津)などが候補に出てくる(編注:テスト機の時点の結果なので、製品版で完全に同じ動作になるとは限りません)。

ワンタッチ変換でも音節の調整が可能。この「あさたはかあがださ」の場合、本来なら「あさたは(明日は)」で区切って欲しいところだが……ワンタッチ変換をタップすると「あさた(明日)」と「はかあがださ(吹上です)」と変換されてしまったそこで文節を調整すると、正しく「明日は会議です」と変換された

 便利なのは、ワンタッチ変換でも連文節変換に対応していること。「明日は会議です」という文章を入力しようと、「あさたはかあがださ」と入力する。これでワンタッチ変換を押すと「明日吹上です」となり、「明日」と「吹上です」に区切られる。ここで右キーを1度押して区切りを変えると、候補の中に「明日は」と「会議です」が表示されるという具合だ。

 利用方法もカンタンで、HYBRID W-ZERO3で文字を入力したあと「ワンタッチ変換」を押すと、上に述べたような変換候補が出てくる。とてもかなり快適なので、慣れると通常の入力方式がまどろっこしく感じてしまうほどだ。ぜひ1度体験してみて欲しい。

こちらはソフトキーボード。小さいため指でのタップは厳しい。付属のタッチペンを使おう。またフリーソフトなどで、より入力しやすいレイアウトや機能を持ったソフトキーボードも用意されている

 そのほかにも、ソフトウェアキーボードや手書き入力もサポートされているので、必要に応じて使い分けるといいだろう。

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