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CULV機と一線を画す性能を見よ!

パナソニック、Core iシリーズ搭載のレッツノート

2010年01月25日 13時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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店頭モデルの一覧

 パナソニックは25日、インテルの新型プロセッサーCore i7/i5搭載のレッツーノート4シリーズを発表した。価格はオープンプライス。

 10.4型スクエア液晶パネル採用のCF-R9のほか、14.1型ワイドのCF-F9、12.1型サイドのCF-S9、同じく1スピンドルのCF-N9とラインアップを一新している。CPUについては、最小のCF-R9のみ超低電圧版のCore i7を搭載(店頭モデルではCore i7-620M 1.06GHz)。それ以外の3機種は標準電圧版のCore i5(Core i5-520M 2.40GHz)を搭載する。

 Core i7/i5は、1月のCESでインテルが発表した製品。いずれも35nmプロセスルール採用のデュアルコアプロセッサーで、ハイパースレッディングやターボ・ブーストに対応する。キャッシュ容量はCore i7が4MB、i5が3MBとなるが、超低電圧版に比べて、標準電圧版のほうがかなりクロック周波数が高いため、性能的には標準電圧版のCore i5が超低電圧版のCore i7を上回る。

 ターボ・ブーストとは、コアの利用状況やCPUの動作温度に応じて自動的に、CPUクロックを調整する機能(R9は最大2.13GHz、それ以外は最大2.93GHz)。デスクトップ向けでは、前世代のNehalemコアなどで採用済みだが、ノート用では今回のWestmereコアで初めて搭載された。なお、今回のCore i7/i5は、CPUパッケージにGPUも混載しており、クロック調整はGPUも同時に行われる。

 十分な冷却が施されたシステムであれば、2割程度の性能改善が見込めるという。


内部構造を一新したR9

 4モデルの目玉と言えるのは、やはり最小モデルでありながら、Core i7プロセッサーを搭載したCF-R9だろう。

CF-R9の内部カット

 外観は大きく変わらないが、内部を一新しており、パナソニックもこのサイズでCore i7の性能を引き出せる製品はあまり例がないのではないかと自信を見せている。

 最も大きな変更点はファン(冷却機構)の変更だ。従来モデルでは、背面の放熱口付近に小型のファンを搭載していただけだが、今回は基盤下部にヒートパイプを備えた薄型ファンを新たに備え、静音を維持しつつ約3倍の風量を確保したという。全体の冷却性能も約50%改善した。

 同じ超低電圧版プロセッサーでもCore 2 SU9600とCore i7-620Mでは、TDPが10Wと18Wと大きく異なる。このあたりに配慮した形だ。同社のテストでは従来機種に比べ、約1.4倍の高速化が可能だという。CULV機との比較では8倍近い性能差を出せる場合もあり、モバイルでもパフォーマンスを妥協しない点をアピールしていく考えだ。

 CPUの消費電力の向上により、バッテリーの持ちが減少するところも気になるところだが、こちらは3100mAhの高容量リチウムイオンバッテリー(従来機は2900mAh)を採用することで、30分ほどの減少に抑えた。


OSはWindows 7 Professional、64bit版も選択可能

 残りの3モデルはすべて、標準電圧版のCore i5を搭載する。

 中でもモデルチェンジが比較的長期間実施されなかったF9は大きな改善が加えられている。3機種とも容量3100mAhのバッテリーを採用。F9に関しては、FL管からLEDバックライトに変更したほか、解像度も1280×800ドットから、Sシリーズを上回る1440×900ドットに高解像度化した。また、光学式ドライブも昨年秋のCF-S8で搭載された軽量タイプ(約48.5g)に変えている。

 OSは4機種ともWindows 7 Professionalで、Home Premiumでは対応しないXPモードも標準で利用できる。また、店頭モデルでも32bit/64bitセレクタブルOSに対応。出荷時のOSは32bitだが、リカバリー時にメニューから64bit版を選ぶことで、DVDなどを使わずに簡単にOSの変更ができるというもの。プロジェクター利用時に便利なユーティリティー「プロジェクターヘルパー」など、独自ソフトにもこだわった。

 このほかCore i5搭載モデルはWiMAXを搭載可能。通信速度も向上しており、受信最大20Mbps、送信最大6Mbpsとほぼ倍になった。S9は、従来機種まで対応していなかったFast Boot Mode(ユーティリティでBIOS起動時間を短縮するモード)に新規に対応。電源ボタン投入から、OSロードが始まるまでの時間を最短3秒に短縮できる。

 4モデルの主な仕様は下表を参照のこと。

製品名 CF-F9 CF-S9 CF-N9 CF-R9
CPU 標準電圧版Core i5-520M(2.40GHz) 超低電圧版Core i7-620UM(1.06GHz)
OS Windows 7 Professional
HDD 250GB
メモリー 2GB(最大4GB)
ディスプレー 14.1型WXGA+ 12.1型WXGA 10.4型XGA
光学式ドライブ ── ──
バッテリー駆動時間 約9時間 約14時間 約7.5時間
重量 約1.61kg 約1.32kg 約1.26kg 約0.93kg
実売価格 20万円前後/23万円前後 20万円前後/23万円前後 19万円前後 18万円前後/21万円前後
Officeモデル有無
Office 2007Personal+PowerPoint
──
Offce 2007Personal+PowerPoint

 直販サイトマイレッツ倶楽部では、より上位のCPUが選択できるほか、天板の変更、SSDの搭載などにも対応する。詳細は別記事で、後日お伝えする予定だ。また、法人向けには、今回の4モデルに、スクエア液晶パネル搭載のW9、T9、Y9の3モデルを加えた7モデルの展開となる。

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