昨日お伝えした通り、チップセットに「P55」を搭載したLGA 1156対応マザーボードとしては初のMini-ITXフォームファクタとなる「LANPARTY MI P55-T36」がDFIから発売となった。
小型PCマニアにとっては待望と言えそうな本製品は、LGA 1156対応マザーボード初のMini-ITXフォームファクタとなるのが特徴で、当然Core i5/i7が搭載可能。チップセットが1チップ構成となる「P55」ならではの製品といえる。とはいえ、ご存知の通り「P55」に、統合VGA機能はない。そこで唯一の拡張スロットであるPCI Express(2.0) x16にはビデオカードを差して使用することとなる。
主なスペックはメモリがDDR3 DIMM×2(DDR3-1600(O.C.)/1333/1066、8GBまで)。Realtek ALC885による8chサウンドやIntel 82578DCによるギガビットイーサネット、Serial ATA、eSATAなどをオンボードする。最低限、Low-Profile対応のビデオカードが利用可能なPCケースをチョイスする必要はあるものの、ハイエンド小型PC向けのマザーとして有力な選択肢となるのは間違いない。販売しているのはアークで価格は1万9800円だ。