MSI「785GM-E65」でのオーバークロック
MSIの「785GM-E65」は、オーバークロック用DIPスイッチを備えたAMD 785G搭載マザーボードだ。
BIOSからのオーバークロック
785GM-E65のBIOSはAMI製だが、ASUSTeKのM4A785TD-V EVOとは異なり、メインメニューから項目を選んで、画面を切り替えるデザインになっている。オーバークロックに関する設定は「Cell Menu」から行なう。Cell Menuを選んで、「Adjust CPU FSB Frequency」を変更することで、ベースクロックの変更が可能だ。
785GM-E65のBIOS設定画面からの手動オーバークロック結果は、下の表のようになった。785GM-E65では、ベースクロックを最大233MHzまであげても、Windows 7が問題なく起動し、PCMark05のCPU Testも完走した。しかし、ベースクロックを234MHzにしたところ、Windows 7の起動はしたものの、ベンチマーク途中でリセットがかかってしまった。
785GM-E65の手動オーバークロック結果 | |||||
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BIOSで設定したベースクロック | 定格動作時(200MHz) | 230MHz | 232MHz | 233MHz | 234MHz |
CPU-Zで計測したベースクロック | 200.9MHz | 230.0MHz | 232.0MHz | 233.0MHz | 234.0MHz |
CPU-Zで計測したCPUクロック | 803.6MHz | 920.1MHz | 928.0MHz | 932.1MHz | 936.0MHz |
上記計測時のクロック倍率 | 4倍(CnQ有効) | 4倍(CnQ有効) | 4倍(CnQ有効) | 4倍(CnQ有効) | 4倍(CnQ有効) |
PCMark05 CPU Testのスコア | 10314 | 11816 | 11903 | 11974 | ベンチ中にリセット |
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