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Windows 7で快適になったか? 最新ネットブック特集 第5回

Windows 7ネットブックを便利にするソフト&周辺機器

2009年10月27日 18時00分更新

文● 山本雅史、ASCII.jp編集部

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軽快で画面を広く使えるウェブブラウザー
Lunascape

狭いネットブックの画面でも使いやすい「Lunascape」

狭いネットブックの画面でも使いやすい「Lunascape」。最新バージョンは、Lunascape5.1.5

 Windows 7には標準でInternet Explorer 8が搭載されている。しかし、ネットブックで使うにはやや重い面もある。そこでおすすめしたいのが、ネットブックでの動作を考慮したウェブブラウザー「Lunascape 5.1」だ。

 縦解像度の少ないネットブックでは、さまざまなメニューバーやツールバーが表示されるウェブブラウザーは使いにくい。いろいろなプラグインを入れると、画面の半分以上をメニューバーやツールバーが占めてしまい、肝心のウェブ画面がろくに表示されないこともある。

Lunascapeでは広画面表示と全画面表示が選択できる

Lunascapeでは広画面表示と全画面表示が選択できる

 Lunascape5.1には、「広画面表示」という機能が用意されている。このモードでは、メニューバーやツールバーが表示されない。そのため、ウェブページをその分広く表示できる。約100ドットほどだが、縦が600ドットほどしかないネットブックでは、この100ドットがあるだけで、ウェブページが見やすくなる。広画面モード時にカーソルをアドレスバーに合わせれば、隠れていたメニューバーやツールバーが表示される。

全画面表示

全画面表示では、ブラウザーのメニューバーやツールバーが表示されない。Windows 7のタスクバーも表示されないため、広い画面で利用できる

広画面表示

広画面表示では、ブラウザーのメニューバーやツールバーは表示されないが、タスクバーやウインドウ右上のボタン類は表示される

マウスカーソルを合わせると、メニューバーやツールバーが表示される

画面の上にあるLunascapeのウインドウフレームにマウスカーソルを合わせると、メニューバーやツールバーが表示される

 IEやFirefox、Google Chrome以外のブラウザーだと、「画面表示やJavascriptの動作に問題があるのでは?」思われがちだが、Lunascapeはそのようなことはない。LunascapeはIEやFirefox、Google Chromeのレンダリングエンジンを、ユーザーが選択して利用できるためだ。これにより、IEのレンダリングエンジンを使えば、LunascapeでIEと同じようにウェブページを表示できる。

IE、Firefox、Google Chromeのレンダリングエンジンが利用できる

Lunascapeでは、IE、Firefox、Google Chromeのレンダリングエンジンが利用できる

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