そのほかのデスクトップパソコン新製品
スリムでシンプルなディスプレー一体型パソコン「VALUESTAR N」シリーズは、21.5型ワイドディスプレーの「VN770/VG」と、19型ワイドディスプレーの「VN570/VG」「VN550/VG」の3種類の新製品が登場した。いずれも本体のカラーバリエーションは3色。
VN770/VGは21.5型ワイドのフルHD解像度ディスプレーを備え、地デジチューナーを内蔵するテレビパソコンとなっている。BDドライブも標準搭載するほか、画質向上技術「彩りプラス」も備える。テレビ録画用に、HDDも1TBを内蔵している。
VN570と550は、一回り小さな19型ワイド/1440×900ドットのディスプレーを備える。またVN570は、地デジチューナーと1TB HDDを内蔵している(VN550は500GB HDD)。光学ドライブはどちらもDVDスーパーマルチドライブとなる。
CPUは共通で、Core 2 Duo E7600(3.06GHz)を採用。メモリーは4GB搭載する。OSはWindows 7 Home Premium 32bit版。全機種にOffice Personal 2007が付属する。
予想実売価格は、VN770/VGが21万円前後、VN570/VGが18万円前後、VN570/VGが16万5000円前後。発売時期は10月下旬の予定。
地デジ対応でも低価格な一体型デスクトップ「VALUESTAR E」シリーズは、「VE570/VG」1機種が発表された。
18.5型ワイド/1366×768ドットディスプレーと地デジチューナーを内蔵。HDDは500GBとなっている。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブのみ。CPUにはAthlon X2 3250e(1.5GHz)を搭載する。OSはWindows 7 Home Premium 32bit版。Office Personal 2007も付属する。
予想実売価格は14万5000円前後と、テレビ機能のないVALUESTAR N VN550/VGよりも安値となっている。発売時期は10月下旬の予定。
本体とディスプレーが別のセパレート型デスクトップも「VALUESTAR L」シリーズも、Windows 7搭載モデルが3機種ラインナップされている。
縦置き省スペース型の本体には、最上位機種の「VL770/VG」がCore 2 Quad Q8400S(2.66GHz)を、下位機種「VL570/VG」「VL350/VG」がCore 2 Duo E7500(2.93GHz)を搭載する。
VL770/VGは3波対応ダブルチューナーを、VL550/VGは地デジチューナーを搭載し、1TB HDDとBDドライブを内蔵している。付属のディスプレーは共通で、23型ワイド/フルHD解像度となっている。OSはWindows 7 Home Premium 32bit版。Office Personal 2007も付属する。
予想実売価格は、VL770/VGが25万円前後、VL570/VGが21万円前後、VL350/VGが17万5000円前後。発売時期は10月下旬の予定。
VALUESTAR Lをベースに、Luiのホームサーバー機能を内蔵させた「VALUESTAR R Luiモデル」も2機種が発表されている。
上位モデルの「VR950/VE」は、CPUにCore 2 Quad Q9550S(2.83GHz)を、下位モデルの「VR550/VG」はCore 2 Duo E7500(2.93GHz)を搭載している。どちらもテレビ機能は持たない。HDDは1TBを内蔵。VR950/VEはBDドライブも内蔵する。ディスプレーはVALUESTAR Lと同じ。
Luiモデルらしい特徴としては、VR950/VEがOSにWindows 7 Professionalを採用している点が挙げられる。Professionalエディションは、Home Premiumにはない「リモートデスクトップ」のサーバー機能に対応しているので、PCリモーター(Luiクライアント)からのリモート接続時に、Lui独自のリモートスクリーン接続と、Windowsのリモートデスクトップのどちらかを選べる。VR550/VGはWindows 7 Home Premium搭載で、リモートスクリーン接続にのみ対応する。
予想実売価格は、VR950/VEが26万5000円前後、VR550/VGが19万円前後。発売時期は10月下旬の予定。