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NECがWindows 7新製品でCULVノートとタッチパネルに参戦

2009年10月16日 11時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 NECは16日、Windows 7搭載のノートパソコン「LaVie」、デスクトップパソコン「VALUESTAR」の新製品を一斉に発表した。注目の製品から順に見ていこう。価格は全機種オープンプライス。

CULVノートでA4ノートの使い勝手を目指す
LaVie M

LaVie M LM350/VG。左はグロスレッド、右はグロスホワイト

 NECの新ノートパソコン「LaVie M」シリーズは、低消費電力で低価格なCeleron/Core 2プロセッサーを使った、「CULVノート」(Consumer Ultra Low Voltage)と呼ばれるカテゴリーのノートパソコンである。同カテゴリーは今週だけでも、富士通東芝HP(AMD CPU搭載)にAcerが新製品を発表するなど、一気にモバイルノートの新勢力として台頭してきた感がある。

 そんな中で登場したLaVie Mの特徴は、「A4ノート並みの快適さ」の追求にある。まずディスプレーは13.3型ワイド/1366×768ドットと、他社の同級機より一回り大きめのパネルを採用している。その分重さはやや重めで、大容量Lバッテリーを搭載する「LM350/VG」は約1.77kg、Mバッテリーを搭載する「LM330/VH」は約1.59kgとなっている。

 Lバッテリー搭載のLM350は、バッテリー駆動時間も長い。カタログ値で最大約8.5時間(JEITA測定法1.0による)と、1日のモバイルユースに十分な性能を誇る。LM330は最大約4.1時間。

 大きめの筐体を生かして、キーボードはキーピッチ19mmの広さ。またタッチパッドは同社独自の「多機能スライドパッド」を採用しており、マルチタッチ対応はもちろん、漢字を手書き入力するといった機能を備える。

 搭載CPUやチップセット、HDDは両機種共通である。CPUにはCeleron SU2300(1.20GHz)を搭載し、チップセットはGPU機能内蔵のIntel GS45 Expressを採用する。HDD容量は他社同級機より一回り多めの、320GBとなっている。また、LM350はメモリーを標準で4GB搭載している。

LaVie Mのカラーバリエーション

LaVie Mのカラーバリエーション

 OSはWindows 7 Home Premium 32bit版を搭載。LM350にはOffice Personal 2007も付属する。カラーバリエーションは3色。予想実売価格はLM350が12万5000円前後、LM330が9万5000円前後と想定されている。発売時期は11月上旬の予定。

LaVie M LM350/VG の主な仕様
CPU Celeron SU2300(1.20GHz)
メモリー 4GB
グラフィックス Intel GS45 Expressチップセット内蔵
ディスプレー 13.3型ワイド 1366×768ドット
ストレージ HDD 320GB
無線通信機能 IEEE 802.11b/g/n
サイズ 幅330×奥行き220×高さ27~30.5mm
質量 約1.77kg
バッテリー駆動時間 約8.5時間
OS Windows 7 Home Premium 32bit版
予想実売価格 12万5000円前後
LaVie M LM330/VH の主な仕様
メモリー 2GB
質量 約1.59kg
バッテリー駆動時間 約4.1時間
予想実売価格 9万5000円前後
それ以外の主な仕様はLM350と同等

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