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観艦式の護衛艦、潜水艦をデジカメで写真に撮るには?

2009年08月24日 22時14分更新

文● 吉田重戦車

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観艦式で集合した艦船
相模湾で豪華クルージング!ではなく、観艦式で集合した艦船

 大規模なミリタリーイベントで有名な「観艦式」。3年に一度の「レアイベント」が、本年秋に「平成21年度自衛隊観艦式」として開催される。フネや飛行機が好きな人向けのイベントで大変人気があり、艦船約50隻、航空機約50機が参加する予定だ。「自衛隊観艦式」の撮影に必要な機材と情報を紹介しよう。


平成21年度自衛隊観艦式について

 観艦式は、自衛隊の訓練状態や整備状況を自衛隊最高指揮官(内閣総理大臣)が視察する行事で、3年ごとに実施される。見学には乗艦券が必要で、平成21年度(2009年度)観艦式の応募の要項は海上自衛隊のWebサイトに掲載(ネットでの応募は2009年8月31日まで。ハガキ応募は同日必着)。  観艦式は予行と本番で実施される。2009年は、10月21日(水)と23日(金)が予行、25日(日)が本番だ。乗艦場所は横須賀、横浜、木更津の3か所。

艦船の撮影に必要な機材は4つ

 観艦式の撮影で必要な機材は、デジタルカメラ、書き込み能力の高いメモリーカード、高倍率ズームレンズ、予備のバッテリーだ。

デジタルカメラ

 持ち運びやすいコンパクトデジタルカメラでもよいが、フィルターやレンズ選択、連写能力やメモリーカードへの書き込み速度の速いデジタル一眼レフをおすすめする。  観艦式の見所のひとつが、護衛艦による射撃や対潜ロケット発射シーンだ。射撃や発射シーンで迫力のある写真を撮影するには、デジカメの連写性能が高いほどよい。併せてメモリーカードへの書き込み性能が高ければ、連続撮影時の撮り損ないが少ない。

 動画機能を搭載したデジタルカメラの場合、見所シーンは動画で撮影し、あとからキャプチャするのも手だ。

書き込み能力の高いメモリーカード

 デジタルカメラ本体の連写性能が高くとも、メモリーカードの書き込み性能が低いと、カメラ本体のバッファーが空になるまで撮影ができない。バッファーとはカメラ内部のメモリーのことで、撮影した画像をメモリーカードへ書き込むまで一時的に溜め込む場所のこと。書き込み能力の高いメモリーカードを使うことで、ベストショットが撮りやすくなる。安定した高速性能を持つメモリーカードなら、サンディスクExtreme IIIやExtreme IVがおすすめだ。

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 往路で気合いを入れて撮りすぎると、イベントの山場でメモリーカードが空き容量ゼロになるトラブルが起きやすい。周囲の人が撮影している中、自分だけ下を向き不要画像をシコシコと消して撮影容量を確保する状況は避けたい(筆者の実話)。メモリーカードの価格も下落しているので、予備のメモリーカードで持参するといざと言うときに役に立つ。

高倍率ズームレンズ

 艦船は被写体サイズが大きく、接近した艦船全景の撮影は広角レンズが必要だ。一方、艦船搭載兵器や参加航空機は被写体サイズが小さく、画角いっぱいに写すには望遠レンズが必要。観艦式中は、被写体の切替が頻繁に発生するので、複数のカメラを持ち込み、望遠担当、広角担当を使い分けるがベスト。例えばコンデジを広角と動画担当、一眼を望遠担当と振り分けるのもよいだろう。

潜水艦全景 潜水艦司令塔付近
潜水艦全景と潜水艦司令塔付近。このような画角切り替えが観艦式では頻繁に発生する

 デジタル一眼レフが1台しかない場合はレンズ交換で画角を切り替るが、揺動する艦上でのレンズ交換は、カメラボディやレンズの落下の原因になり危険。加えて潮風の塩分がカメラのマウント部分に付着しトラブルの原因になる。デジタル一眼レフ1台で撮影する場合は、高倍率ズームで広角から望遠までのカバーがベターだろう。

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 撮影トラブルを防ぐためにも、カメラ複数台での撮影、あるいは高倍率ズーム1本で撮影することをおすすめする。

予備バッテリー

 「観閲」と「訓練展示」両イベントはあわせて1時間程度、ただし出港から帰港に約9時間かかる。洋上でバッテリーの充電も入手も出来ない。念のために予備のバッテリーを持っておく。

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 メモリーカード同様、往路で気合いを入れて撮りすぎると、肝心なタイミングでバッテリー切れとなることも(実話)。軽快なシャッター音が周囲から聞こえる中、自分だけカバンやポケットをまさぐってバッテリーを取り出し、あたふたと交換している姿は素敵すぎて涙が出てくる。対策はイベント開始直前に予備バッテリーに交換しておくこと。バッテリー切れで大事なシーンを撮り逃す可能性が大きく減る。


(「観艦式撮影にあると便利な機材」へ続く)

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