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ドトーの液晶モニターテスト2009 ― 第4回

フルHD液晶 今買うならどれがいい?【10万円超えハイエンド編】

2009年08月14日 18時00分更新

文● 山田 広樹

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デジイチ&こだわりユーザーはコレを買え!
値段は高いが納得のハイエンドモデル

 第2回目で紹介した高性能モデルの、ワンランク上となるのが今回紹介するモデル。価格は10万円を超えるが、色域の広さなど画質はもちろん文句なし。注目はバックライトの輝度ムラを調整するユニフォミティ補正機能の搭載だ。

輝度ムラを補正するユニフォミティ補正機能。画面端が暗くなっているのが、右の写真では補正されているのが分かる。ただ、輝度を下げる方向で調整するため、同機能搭載機は最大輝度がやや低いのが弱点

 バックライトの輝度ムラは激安、高級機を問わずすべての液晶ディスプレーに存在し、たとえば赤一色を画面全体に表示させた時、左隅だけがどす黒く見えるなど、液晶の色再現性を鈍らせる大きな原因となっている。通常の液晶では輝度ムラの補正はできないが、ユニフォミティ補正機能搭載機ではこれを自動補正でき、画面の隅々まで均一な輝度、発色を実現できる。さらにハードウェアキャリブレーションに対応し、専用機材との組み合わせで発色を完全に制御、調整できるなど、まさにプロカメラマンやデザイナー御用達のモデルとも言える。

三菱電機「RDT262WH」に付属するキャリブレーションソフト「EASY COLOR! EXPERT」。「i1 Display」などの専用機材(キャリブレーションセンサー)と組み合わせて、自動で正確な色調へと調整する

 もちろんこれらのメリットを享受できるのはプロだけではない。「写真もそうだけど、デジタル放送やブルーレイをもっと高画質に観たい」という一般的なユーザーにもメリットは大きい。広色域パネルでTV映像などを視聴すると「壁を越えた!」と感じるほどに発色は鮮やか。また、全機種12bitルックアップテーブル(高精度演算処理による滑らかな階調表現)を採用し、TVやAdobeRGBソースはもちろん、ウェブなどsRGBでも階調表現の滑らかさや色再現性の高さは文句なし。ディスプレーはPCパーツと違い、一度購入すると多くのユーザーは数年は使い続けるもの。奮発しても決して損はない。

高級機だけあって、細部にもこだわりが。スタンドは全機種高さ調整が可能。自分がもっとも見やすい位置に画面を配置できる。製品によっては、写真のように画面を水平にすることもできる

(次ページへ続く)

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