カラーバリエーションが豊富な「SE115」
プロ向けの音響機器で有名なShure社製の「SE115」(Amazonの販売価格は8982円)は、同社のカナル型イヤフォンの中でも低価格帯に位置する製品だ。上位モデルではバランスド・アーマチュア型が採用されているが、この製品ではダイナミック型が使われている。
装着方法はハウジング部から伸びたケーブルを耳に引っかけて後頭部に流すタイプで、チューブを用いて左右のケーブルの長さを調整できる。イヤーピースはシリコンラバー素材の「ソフト・フレックス・イヤパッド」と、ウレタン素材の「ソフト・フォーム・イヤパッド」のそれぞれS/M/Lサイズが付属している。
素材の違いで大きいのは付け心地で、ソフト・フレックス・イヤパッドの方が圧迫感は少ない。ただ遮音性はソフト・フォーム・イヤパッドの方が高い。この点を勘案しつつ、いずれかを選択することになる。
カラーバリエーションが豊富で、レッド×ブラック、ブルー×ブラック、ピンク×ブラック、ブラックの4種類が用意されている。手持ちの携帯型オーディオプレーヤーに合わせて色を選べるのは嬉しい。
レコーディング時のモニター利用も想定されている「RH-ED1」
EDIROLブランドで発売されているローランドの「RH-ED1」(Amazonの販売価格は7980円)は、レコーディング時のモニター用途から通常のリスニングまで想定して作られたイヤフォンだ。ユニットの駆動方式は、ほかの2製品と同じくダイナミック型を採用している。
ハウジング部は大きめで、それに柔らかいゴム素材のイヤーピースが取り付けられている。イヤーピースはS/M/Lの3サイズが製品に付属している。
SE115と同じくケーブルを耳に掛ける形で、ケーブルが多少引っ張られてもすぐに抜け落ちる心配はない。ケーブルは分岐している部分にチューブが取り付けられてあり、これを使って左右の長さを調整できる。
この連載の記事
-
第95回
AV
映像を見ながらコミュニケーションを楽しむ「RZタグラー」 -
第94回
AV
録画番組の視聴スタイルを変えるAndroid端末「SV-MV100」 -
第93回
AV
HD動画もスムーズ!? 「iPad 2」のAV機能をチェック -
第92回
AV
ガツンとくる重低音ヘッドフォン 気になる3機種をチェック! -
第91回
AV
電車の中でも気軽に作曲! iPhone用シーケンサを試す -
第90回
AV
カメラ機能を愉快に使う! 特選Android用カメラアプリ -
第89回
AV
iPad版「Garage Band」で気軽に音楽制作! -
第88回
AV
iOS 4.3に組み込まれたホームシェアリングを試す! -
第87回
AV
編集機能が大幅強化! 生まれ変わった「TMPGEnc」 -
第86回
AV
Androidスマホは万能動画プレーヤーになれるのか!? -
第85回
AV
iPhoneより便利? Androidの音楽再生環境をチェック! - この連載の一覧へ