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無線LANで動画を転送できる防水「Xacti」登場

2009年05月27日 17時25分更新

文● 橋本 優/ASCII.jp編集部

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 三洋電機は、デジタルムービーカメラ「Xacti」5周年記念モデルとして、水をイメージしたモデル「DMX-WH1E」を6月19日に発売する。想定実売価格は5万5000円前後。

水中で動作する「Xacti」の本体カラーは、水にちなんで「ブルー」

水中で動作する「Xacti」の本体カラーは、水にちなんで「ブルー」

 DMX-WH1Eは、1月に発表された防水ビデオカメラ「DMX-WH1」(関連記事)をベースに、カラーリングなどを変更したモデル。WH1はIPX8相当の防水仕様(水深3mで1時間撮影できる)となっているが、WH1Eも同様の機能を備える。

 最大の特徴は無線通信カード「Eye-Fi」に対応したこと。本体にEye-Fiカードを差すことで、パソコンに無線LAN経由で写真データを自動転送できる。

動画を撮影すると自動的に映像がパソコンに転送される

動画を撮影すると自動的に映像がパソコンに転送される

   さらに、動画の転送も可能な「Eye-Fi Share Video」対応のEye-Fiカードを利用すれば、最大2GBまでの動画をパソコンに転送できる。

Eye-Fi設定の画面

Eye-Fi設定の画面。Eye-Fiセットアップが「オン」であると、撮ったそばからパソコンに転送する

本体のSDメモリーカードスロットにEye-Fiカードを装着

本体のSDメモリーカードスロットにEye-Fiカードを装着

 Eye-Fi自動転送と電源管理が連動しており、一定のバッテリー残量を切るか、AC接続の有無でEye-Fi自動転送を停止する設定も可能だ。

 そのほか、1秒に13枚の連続撮影が可能な「リバース連写」や、手ぶれ補正機能、静止画、動画の顔検出追尾機能なども搭載する。

 撮像素子は1/6型 約110万画素のCMOSセンサーを採用し、光学ズームは30倍。動画の記録方式はMPEG-4 AVCで、1280×720ドット(30コマ/秒)または640×480ドット(60コマ/秒、もしくは30コマ/秒)で撮影できる。記録媒体は内蔵メモリー(約43MB)とSDメモリーカードで、バッテリーは最大約200分の連続撮影が行なえる。

発表会の様子

同社で行なわれた発表会には、シドニーオリンピックの水泳選手でXactiユーザーの中村真衣さんも登場。中村さんが教える水泳教室での活用など、Xactiの素晴らしさを語った

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