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女子校生の上を行く! 携帯電話節約術 第5回

父さん、ケータイに電話するときは番号付けましょう

2009年06月08日 16時00分更新

文● 小林 誠/ゴーズ、ASCII.jp編集部

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申し込みや電話機の設定などは
基本的には要らない

 さて、改めてこの固定発携帯着の割安通話サービスの特徴をまとめておこう。

  • 申し込み不要
  • 一部申し込みが必要なケースもあるが、代表的な事業者(NTTコミュニケーションズ、KDDIなど)は不要
  • 新しい電話機も不要
  • 電話する際、自動的に番号を付加する装置はあるが、無くても自分で番号を追加すればいいだけ
  • 基本料金は無料
  • 最低利用料金なども設定されていない
  • 24時間いつも同じ通話代

 一方弱点としては、

  • 公衆電話からは使えない
  • PHSは適用外

である。また、ひかり電話などのIP電話を利用している場合も利用できない場合が多い(ただし、IP電話ではケータイ宛の通話料は最初から比較的安価である)。

 何はともあれ複雑なことはなく、どの固定電話でもいいから「00XY」(識別番号と呼ばれる)をケータイ番号の前に付ければサービスが使えるという、実に気軽な仕組みなのだ。

付けて得する番号は「0033」だけじゃない!

 さて、前段落で「00XY」と表記したのにはワケがある。CMで有名なのは「0033」だが、これはNTTコミュニケーションズの回線を使用する番号。これ以外にも安くなる番号は複数存在するのだ。

 たとえばKDDIの「0077」、ソフトバンクテレコムは「0088」。さらにNTTの地域会社も同種のサービスを提供しており、NTT東日本なら「0036」、NTT西日本なら「0039」である

 この回線を切り替えるための「00XY」は自分の好きなものが選べる。NTT東日本の固定電話を使っている人がNTTコミュニケーションズの「0033」やソフトバンクテレコムの「0088」を付けてもまったく問題ない(NTT東日本の地域でNTT西日本、またその反対は不可)。もちろん申込手続きも必要無い。

 ただし通話料は各社、また通話先によって異なる。どうせ使うのなら最も安い使い方をしたい。というわけで表にまとめてみた。

固定発携帯着の各社の通話料(1分あたりの料金)

事業者 識別番号 →NTTドコモ →au →ソフトバンク →イー・モバイル
NTT東日本 0036 16.8円 18.375円 16.8円
NTT西日本 0039 17.85円 18.9円 21円 17.85円
NTTコミュニケーションズ 0033 17.325円
KDDI 0077 17.325円
ソフトバンクテレコム 0088 18.9円
何も付けなかった場合
(平日夜間)
約28.64円 約37.06円 31.5円

 ドコモへはNTT東日本の「0036」が16.8円/分で最安。au、ソフトバンクへはNTTコミュニケーションズの「0033」かKDDI「0077」が17.325円/分で並ぶ。

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