15.4型にもSpursEngine搭載 Qosimo G50／F50
SpursEngine搭載でパワーアップした「Qosmio F50」
地上デジタル放送チューナー内蔵のハイエンドAVノート「Qosmio」シリーズは、従来どおり18.4型ディスプレー搭載の「Qosmio G50」と、15.4型ディスプレー搭載の「Qosmio F50」の2ラインナップ構成だが、下位に当たるF50にも、映像処理エンジン「SpursEngine」が搭載されるなど、強化が図られている。
SpursEngineを使ったソフトも強化された。注目はYouTubeなど低画質なflv動画をSpursEngineによる超解像度技術によって高画質化する機能だ。この効果はウェブブラウザー上で再生中のYouTubeの動画をフルスクリーン表示した際に適用され、素材にもよるが精細感の増した動画表示になる。
こちらもSpursEngine搭載の「Qosmio G50」
F50のSpursEngine搭載以外、ハードウェア仕様は2009年春モデルとほぼ同等で、HDDがそれぞれ増量された程度の変更に止まる。G50の上位機種「G50/98J」の場合、CPUはCore 2 Duo T9550(2.66GHz)、HDDは640GB(320GB×2)、GPUにGeForce 9600M GTを搭載し、地デジチューナーも2基内蔵するなど、非常に高性能な製品となっている。一方、残念ながら今回もBDドライブは搭載されていない。
主な製品のスペックと予想実売価格は以下のとおり。発売時期は4月下旬の予定。
| Qosmio G50 G50/98J | |
|---|---|
| CPU | Core 2 Duo T9550(2.66GHz) |
| メモリー | 4GB |
| グラフィックス | GeForce 9600M GT |
| ディスプレー | 18.4型ワイド 1920×1080ドット |
| HDD | 640GB(320GB×2) |
| 光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
| テレビ機能 | 地上デジタル放送チューナー×2 |
| 無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n(Draft 2.0) |
| サイズ | 幅452.3×奥行き311.0×高さ38.2～48.3mm |
| 質量 | 約4.9kg |
| バッテリー駆動時間 | 約4.0時間 |
| OS | Windows Vista Home Premium SP1 32bit版 |
| 予想実売価格 | 34万円前後 |
| Qosmio F50 F50/86J | |
|---|---|
| CPU | Core 2 Duo P8600(2.40GHz) |
| メモリー | 4GB |
| グラフィックス | Intel GM45 Expressチップセット内蔵 |
| ディスプレー | 15.4型ワイド 1280×800ドット |
| HDD | 320GB |
| 光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
| テレビ機能 | 地上デジタル放送チューナー |
| 無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n(Draft 2.0) |
| サイズ | 幅368×奥行き278×高さ38～47mm |
| 質量 | 約3.5kg |
| バッテリー駆動時間 | 約2.4時間 |
| OS | Windows Vista Home Premium SP1 32bit版 |
| 予想実売価格 | 21万円前後 |
