市民記者はもっと増えるべき
[編集部]
オーマイニュースの類似サービスがすでに複数ありますが、せっかく育てた市民記者、優秀な市民記者を取られることはありませんか。
[ソン氏]
よくあることです。同じようなウェブサイトがたくさんできてしまったので、人気の高い市民記者が他のサイトに行ってしまう場合もあります。戻ってくる場合もありますし、あちこちのサイトで記事を書いている市民記者もいます。全体的には同様のサービスが増えて、市民記者が増えればよいと思っています。
[編集部]
市民記者は4万人を超えているというお話でしたが、これ以上増えますか?
[ソン氏]
もっともっと増えるべきだと思います。
[編集部]
数値的な目標はありますか?
[ソン氏]
そういったものはありません。
[編集部]
市民記者からみた、オーマイニュースならではのメリットとは?
[ソン氏]
記事を投稿して掲載されるまでのスピードと、社会に対する影響力が魅力ではないでしょうか。
そして日本進出へ
[編集部]
最後に中長期的な目標を教えてください。
[ソン氏]
全世界に市民記者制度を拡大させます。英語のサイトはオープンしました。これを全世界の人が読める内容と規模にしたいんです。これはとても重要で集中すべき仕事だと思っています。
[編集部]
海外に支社を作ることもあり得ますか。
[ソン氏]
支社を作ることも考えています。世界各国の言語でインターネット新聞を作りたいです。
[編集部]
次に進出する国はどこですか。
[ソン氏]
日本の可能性が高いです。具体的な話までは明かせませんが。
[編集部]
ありがとうございました。