「XP4-GB」。デザインは至ってシンプル |
Iwillから、キューブ型ベアボーンPC「XP4-GB」が発売になった。同社製キューブ型ベアボーンといえば「XP4」以来低価格が特徴となっているが、今回の「XP4-GB」もPentium 4対応のこの種の製品としては安めの2万円弱という価格だ。
拡張スロットはAGPが1本のみという点は注意 | 昨年11月発売の「XP4 EVO」。こちらはPCIスロット1本のみ |
同社からは昨年末に同じくキューブ型ベアボーンPC「XP4 EVO」が発売されているが、同製品が“i845GV”チップセットを採用しAGPスロットを装備していなかったのに対し、「XP4-GB」では“i845GE”に変更。オンボードグラフィックのほかAGPビデオカードの増設が可能となっている。ただし、拡張スロットはAGP1本のみでPCIスロットがないという点は注意。
本体サイズは190(W)×270(D)×160(H)mm、ベイ数は5インチ×1、3.5インチシャドウベイ×1。本体色はブラックで、シルバーモデル「XP4-G」も存在するようだが未入荷。“i845”ということでFSB533MHzまでの対応となっており、DIMMスロットは1本で最大メモリ容量1GB、PC2700(DDR333)DDR SDRAMまでサポート。Realtek製“ALC650”チップによる6チャンネルオーディオ、Realtel製“RTL8100”チップによる10/100base-TX対応イーサネットがオンボード。前面ポートはUSB2.0×2、オーディオ入出力。背面インターフェイスはキーボード/マウス、D-Sub15ピン、シリアル、パラレル、USB2.0×2、イーサネットとシンプルな構成。電源はCHANNEL WELL製で容量220W。価格はTSUKUMO eX.で1万9800円となっている。
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