6桁の各グループのうち、最も右側にある桁の数字(ディジット)は、チェックディジットであり、たとえばコールセンターの係員が、ユーザーが読み上げたディジットの一つをタイプミスするなどの単純なエラーへの防御となる。 このチェックディジットの値は、グループの他の5つのディジットを加算し、偶数位置のディジットだけを再度加算して、その結果を7で割ることにより計算される。その除算の余りが、チェックディジットの値である。上記の例でいえば、最初のグループのチェックディジット(6)は、次のように計算される。
偶数桁のディジットを2度加算するのは、おそらく、タイプしているときに2つのディジットの順番を間違えるという、わりあいよくある間違いに対する防御だろう(たとえば00626と00266とでは、別のチェックディジットが生成される)。