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R35から始める「ストリートファイターIV」

2009年02月10日 19時00分更新

文● 飯塚岳史/Webアキバ編集部

ストリートファイターの根本的なシステムを
改めておさらいする!

 読者の中には、「ストリートファイター……、そういや昔やってたけど、どんなんだったっけ?」となってしまっている方もいると思う。このページでは、そんな人に向けて基本の基本から紹介する!

「打撃」「投げ」「ガード」の3すくみで
システムは成り立っている

 基本的な格闘ゲームのシステムである「打撃」「投げ」「ガード」の3すくみ。「打撃は投げに強く、投げはガードに強く、ガードは打撃に強い」というルールだ。ストIIの大ヒットでこの3すくみが認知されたと言っても過言ではないが、ストIVでももちろんその3すくみは継承されている。まずはこの3すくみを体で理解するのが大事だ。攻撃だけを考えていては簡単にガードされて反撃をくらうし、ガードばっかりしていては投げられてしまう。かといって、投げばかりを狙っていたら打撃でボコボコにされてしまう。この3つの駆け引きによって勝負は成り立っているのだ。

一見、ただ向かい合っているように見えても各人の頭の中は様々な状況におけるシミュレーションを行なっているのだ

通常技は基本6種類+α

 まずはゲームの基本である「打撃」から紹介しよう。全ての主な格闘ゲームがそうであるように、ストIVもボタンを押して攻撃を行なう。弱パンチ(弱P)、中パンチ(中P)、強パンチ(強P)のパンチ系3ボタンと、弱キック(弱K)、中キック(中K)、強キック(強K)のキック系3ボタン、計6ボタンを組み合わせて試合を展開させていくのだ。この基本技には大きく分けて、立ち状態としゃがみ状態で出せるもの、立ち状態では近距離と遠距離で出せるものの計18 種類が存在する。以下の写真は全て立ち状態で遠距離のものだ。

速いジャブを放つ「弱P」

中距離で正拳突きを放つ「中P」

重さが感じられるフックを放つ「強P」

素早いハイキックを放つ「弱K」

中距離での牽制を行なえる「中K」

ジャンプしてきた敵をたたき落とせる上段回し蹴りを放つ「強K」

 通常技は弱から強にかけて攻撃力が高くなるが、隙も大きくなるのが基本。また、敵が近距離にいるか、遠距離にいるかの違いによって技のモーションや特性も変わってくる。このほかレバーを入れながらボタンを押すことで、しゃがみガードを攻撃できる特殊技(中段攻撃)も存在する。

地味だが大事なポジション「投げ」

 通常技や必殺技と比べると、イマイチ地味なポジションにいる「投げ」。人によっては投げを全く使わない人もいるかもしれない。しかし、意外と重要なのが、この「投げ」なのだ。ストII時代の投げは、レバーを入れながら中or強ボタンを入れることで行なえたが、本作では「弱P+弱K」の同時押しで行なえる。

 格闘ゲームは基本的に「打撃」「ガード」「投げ」の3すくみによって成り立っている。「ガードは打撃に強く、投げはガードに強く、打撃は投げに強い」という公式だ。ストII時代の投げは、レバーを入れながら中Por強Pを入れることで行なえたが、本作では「弱P+弱K」の同時押しで行なえる。

ガードを固めている相手に近づいて……

弱P+弱Kでポイッと投げてしまえ

後ろレバー入れ弱P+弱Kでは「巴投げ」が出せる。相手と自分の位置が逆転するので、画面端に追い詰められたときに有効

 この投げは、しゃがんでガードしている相手にも有効なほか、打撃にもガードにも強い「セービングアタック」に有効だ。また、攻撃によっては直後に打撃による反撃は入らないが、投げならば確実に反撃できる、という場面もあるので、慣れてきたら投げを使えるタイミングを見極めておくのも大事だ。スタスタと敵の前に歩いていって、ガードに徹する敵をポイッと投げる戦法も駆け引きとしては有効だ(何度も使えないが)。

相手が目の前で無防備にセービングアタックを出し始めたら……

投げてしまえばオーケー

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