ストリートファイターの根本的なシステムを
改めておさらいする!
読者の中には、「ストリートファイター……、そういや昔やってたけど、どんなんだったっけ?」となってしまっている方もいると思う。このページでは、そんな人に向けて基本の基本から紹介する!
「打撃」「投げ」「ガード」の3すくみで
システムは成り立っている
基本的な格闘ゲームのシステムである「打撃」「投げ」「ガード」の3すくみ。「打撃は投げに強く、投げはガードに強く、ガードは打撃に強い」というルールだ。ストIIの大ヒットでこの3すくみが認知されたと言っても過言ではないが、ストIVでももちろんその3すくみは継承されている。まずはこの3すくみを体で理解するのが大事だ。攻撃だけを考えていては簡単にガードされて反撃をくらうし、ガードばっかりしていては投げられてしまう。かといって、投げばかりを狙っていたら打撃でボコボコにされてしまう。この3つの駆け引きによって勝負は成り立っているのだ。
通常技は基本6種類+α
まずはゲームの基本である「打撃」から紹介しよう。全ての主な格闘ゲームがそうであるように、ストIVもボタンを押して攻撃を行なう。弱パンチ(弱P)、中パンチ(中P)、強パンチ(強P)のパンチ系3ボタンと、弱キック(弱K)、中キック(中K)、強キック(強K)のキック系3ボタン、計6ボタンを組み合わせて試合を展開させていくのだ。この基本技には大きく分けて、立ち状態としゃがみ状態で出せるもの、立ち状態では近距離と遠距離で出せるものの計18 種類が存在する。以下の写真は全て立ち状態で遠距離のものだ。
通常技は弱から強にかけて攻撃力が高くなるが、隙も大きくなるのが基本。また、敵が近距離にいるか、遠距離にいるかの違いによって技のモーションや特性も変わってくる。このほかレバーを入れながらボタンを押すことで、しゃがみガードを攻撃できる特殊技(中段攻撃)も存在する。
地味だが大事なポジション「投げ」
通常技や必殺技と比べると、イマイチ地味なポジションにいる「投げ」。人によっては投げを全く使わない人もいるかもしれない。しかし、意外と重要なのが、この「投げ」なのだ。ストII時代の投げは、レバーを入れながら中or強ボタンを入れることで行なえたが、本作では「弱P+弱K」の同時押しで行なえる。
格闘ゲームは基本的に「打撃」「ガード」「投げ」の3すくみによって成り立っている。「ガードは打撃に強く、投げはガードに強く、打撃は投げに強い」という公式だ。ストII時代の投げは、レバーを入れながら中Por強Pを入れることで行なえたが、本作では「弱P+弱K」の同時押しで行なえる。
この投げは、しゃがんでガードしている相手にも有効なほか、打撃にもガードにも強い「セービングアタック」に有効だ。また、攻撃によっては直後に打撃による反撃は入らないが、投げならば確実に反撃できる、という場面もあるので、慣れてきたら投げを使えるタイミングを見極めておくのも大事だ。スタスタと敵の前に歩いていって、ガードに徹する敵をポイッと投げる戦法も駆け引きとしては有効だ(何度も使えないが)。
ASCII.jpの最新情報を購読しよう