製造プロセス55nmという新型「GeForce GTX 260」を採用するビデオカード「GF-GTX260-X」がinno3Dから発売となった。
「GeForce GTX 260」は従来65nm製造プロセスのGPUだが、今回の製品が採用するのは新型の55nm製造プロセス版。同GPUは、9月にStream Processor数(以下:SP)が192基→216基へと変更されたが、新登場の55nm版「GeForce GTX 260」もSP数は216基。都合、3度目のマイナーチェンジとなる。
ちなみに、昨日発表となったデュアルGPU仕様の「GeForce GTX 295」も55nmプロセスで製造される新型GPUだ。
カード外観は、2スロット仕様となる大型の冷却ファンを採用するのは変わらないものの、裏面のカバーは無くなり基板がむき出しとなるなど一部が変更。コア/メモリクロックはオーバークロック版となるため、定格の576MHz/1998MHzから620MHz/2100MHzへとアップしている。その他、電源コネクターは6ピン×2、搭載メモリはGDDR3 896MBでブラケット部はDual DVI-I(DualLink対応)/HDTV-OUTという構成。付属品としてDVI→D-Sub変換コネクタやDVI→HDMI変換コネクタ、HDTV対応コンポーネントケーブル、S/PDIF内部接続用ケーブル、4pin-6pin電源変換ケーブルなどを同梱し、ゲーム「FARCRY2」、「Warmonger」などをバンドルする。今日から販売しているのはアークで、価格は3万4980円だ。