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2008年冬ケータイの魅力 第22回

「ライバルはデジカメです」 シャープの冬ケータイはカメラが凄い

2008年11月20日 11時15分更新

文● 西川仁朗/トレンド編集部

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8メガピクセルの強力なカメラ機能を搭載したシャープの新端末。左がNTTドコモのSH-01A、右がソフトバンクモバイルの930SH

 2008年10月の国内携帯電話出荷台数シェア28%と、2位以下を大きく引き離しているシャープ。2008年冬に登場した3キャリア、8機種33バリエーションのラインアップを紹介し、今回の端末の特徴を発表した。

シェアトップを快走するシャープ端末

 この冬のSHケータイは、3.8型(1024×480ドット)の「931SH」に代表される「大画面・高精細液晶」や、キーボード付きAQUOSケータイ「SH-04A」などに搭載された「タッチパネル」といった機能に注目が集まる。

「SoftBank 931SH」

「SoftBank 931SH」

「SH-04A」

NTTドコモ「SH-04A」

 しかし、同社が最も力を入れている端末は、SHケータイ史上最強の8メガピクセルカメラを搭載した「SH-01A」「SH-03A」「930SH」だ。

「SH-01A」

NTTドコモ「SH-01A」

「SH-03A」

NTTドコモ「SH-03A」

「SoftBank 930SH」

「SoftBank 930SH」

新次元に達したカメラ機能

 同社の調査によると「ケータイ端末を購入する際に重視した機能」に関して、ユーザーが最も重要視しているのはカメラ機能だと言う。今回登場した3機種によって、同社のケータイカメラは新たなステージに達した。ケータイカメラに対する「暗いところではまともに写らない」「動きのあるものは形が歪む」といったユーザーの不満点を解消する新機能を搭載したためだ。

今回新たにSH-01A、SH-03A、930SHに搭載されたCCD。右のCMOSに比べ、まったく明るさが違う。これで暗いところでもバッチリ撮影できる

以前のカメラに搭載されていたCMOSで撮影した場合

左が今回搭載したCCDで撮影した場合。右のCMOSカメラに比べてみると一目瞭然

CCDによって動く被写体を捉えても歪みのの少ない画像が撮影できる。CMOSで撮影した右は歪みが目立つ

 また、画像処理エンジンに新しく「ProPix」を採用したことにより、ハードウェア処理でノイズを低減。以前のケータイカメラに比べ、ダイナミックレンジが広くなり、白トビや黒ツブレも起きにくくなった。

 

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