部屋の中は意外に暗い。子猫は動き回るから、油断するとすぐブレて写っちゃう。かといってフラッシュは使いたくないし、以前紹介した「バウンス発光技」も、猫にとっては気になるようで、頻繁に使うのはよくない。
というわけで、「明るいレンズを使えば室内でもブレずに猫を撮れるぞ」の回である。お薦めは「50mm F1.4」というレンズ。今回はシグマの「50mm F1.4 EX DG HSM」を借りて撮りまくってみた。
F1.4の「1.4」はレンズを一番明るくしたときの絞り値(開放F値という)。この数値が小さいほど明るい=シャッタースピードを速くできる。一般的なズームレンズは広角側でF2.8かF3.5。例えばF3.5で1/30秒でしか撮れない場所でも、F1.4なら1/160秒で撮れる。このくらい違うので、さらに感度を上げてやれば、夜の室内でもじゅうぶんOK。
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