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年内発売! イーモバがささるCerevoのネットカメラ

2009年08月29日 20時19分更新

文● 広田稔/ASCII.jp編集部

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家電ベンチャー・Cerevoが開発している新型デジカメ「CEREVO CAM」のモックアップ。IEEE 802.11b/g/nに対応し、撮影した写真を同社のウェブサービス「CEREVO LIFE」に自動でアップロードしてくれる。価格は2万円前後、年内発売を予定している

岩佐氏

Cerevoの代表取締役、岩佐琢磨氏

 ASCII.jpでは4月に家電ベンチャー「Cerevo」が制作している新型デジカメのインタビューをお届けした(関連記事)。無線LAN圏内に入ると画像を自動でCerevoのウェブサービスにアップロードして、そこからFlickrやTwitterに投稿してくれるのが特徴で、「写真を友達とシェアする」という用途に便利だ。

 このたび、以前は明らかにされなかった製品のモックアップや詳細スペックが発表された。いったいどんなカメラなのか、早速見ていこう。


3G対応で「どこでも」アップロード!

 今回の目玉は、無線LANだけでなく3G回線(HSUPA)にも対応したという点。といっても3Gモジュールを内蔵しているわけではなく、USB接続のデータ通信端末をカメラに刺して使うことになる。現時点ではイー・モバイルの「D21HW」などが対応端末として発表されている。

 無線LANではどうしてもデータを送信する範囲が限られてしまうが、3G網を利用できればかなり広範囲で「撮って即アップロード」が実現できるようになる。ちなみに、USBデータ通信端末を差すことでCEREVO CAMを無線LANアクセスポイント化できるかどうかが気になるところだが、岩佐氏によればハードウェアの制約で不可能だそうだ。

 制作時には、とにかく機能をシンプルにするところにこだわった。外観デザインも突起が少なくて非常にすっきりしている。

前面は単焦点レンズとキセノンフラッシュのみ。900万画素のCMOSセンサーを採用している

背面には2.4インチ/480×240ドットの液晶ディスプレーを採用。その両脇には十字キーと2つのボタンが並ぶ

左側面には、データ通信端末などを差すUSB端子がある

メディアはMicroSDカードを採用。右側面から挿入する。三つ並んだランプは転送時などに光る

上部と底部。バッテリーは固定式を採用することにより、950mAという容量を実現した。この値は一般的なケータイ電話より大きい

右上にはシャッターボタンがある(モックでは誤ってMODEと書かれているが……)。加えて囲みのところにストラップ穴が用意される

気軽に持ち運べるように、ポケットに入るサイズを実現。必要なときにサッと取り出して撮影する

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