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スクリーンセーバーの存在意義

2008年06月25日 18時00分更新

文● 柴田文彦

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画面の保護からセキュリティーツールへ

 現在ではMacにもWindowsにも、スクリーンセーバー機能が標準で搭載されている。Macでは「システム環境設定」の「デスクトップとスクリーンセーバ」で設定可能だ。Windows Vistaでは、「コントロールパネル」の「個人設定」から「スクリーンセーバーの設定」という別ウィンドウを開いてモジュールを選択できるほか、各種のオプションを変更できる。

 スクリーンセーバーの設定は、選択したモジュールごとにかなり異なっているのが普通だ。このため、選択したモジュールごとに独立したダイアログを開いて設定することになる。ほかのソフトに先駆けて、早くからプラグインモジュール方式を採用したので、このあたりの操作性については先駆的な役割を果たしたとも言える。

 モジュールによらない共通の設定としては、ユーザーが操作をやめてから何分後に起動するか、というのが最も基本的なもの。しかし、MacでもWindowsでも、最近では省エネルギーのために画面表示そのものを停止する機能があり、その設定との絡みでスクリーンセーバーの起動時間を考える必要がある。画面表示が停止されたあとでスクリーンセーバーが起動しても、ユーザーはそれを見ることができないからだ。

 省エネ機能の装備は、スクリーンセーバーの存在意義を小さくしたとも言えるが、現在のスクリーンセーバーは画面の表示を他人の目から隠し、あるいは他人による操作を防ぐ一種のセキュリティーツールとしての機能を持っている。

モジュールの選択

Mac vs Win Mac vs Win
【Mac OS X Leopard】「デスクトップとスクリーンセーバ」環境設定では、非常に多くのモジュールからプレビュー画面を参照しつつ、実際に使用する1つのモジュールを選択できる【Windows Vista】「コントロールパネル」から開く「スクリーンセーバーの設定」という別ウィンドウで、使用するモジュールを選択する。モニターのイラストの中にプレビューを表示する

カスタマイズ

Mac vs Win Mac vs Win
【Mac OS X Leopard】モジュールごとに固有の設定は、「オプション」ボタンをクリックして開くダイアログで設定する。ここでの設定の結果は、ただちにプレビュー画面に反映される【Windows Vista】モジュールごとに固有の設定は、「設定」ボタンをクリックして開く別ウィンドウのダイアログで設定する。設定項目が多くなってもある程度余裕があるインターフェースだ

省エネルギー設定との調整

Mac vs Win Mac vs Win
【Mac OS X Leopard】スクリーンセーバーの開始時間が、省エネルギー設定の画面のスリープ時間よりも短いと警告マークが表示される。いずれかを動かしてスクリーンセーバーの表示時間を確保する【Windows Vista】「コントロールパネル」の「電源オプション」にある「プラン設定の編集」で、スクリーンセーバー開始時間を考慮して、「ディスプレイの電源を切る」と「コンピュータをスリープ状態にする」を調整

パスワード保護の設定

Mac vs Win Mac vs Win
【Mac OS X Leopard】スクリーンセーバーから戻る際にパスワードを要求するように設定するには、「システム環境設定」の「セキュリティ」の「一般」タブで、いちばん上のチェックボックスをオンにすればいい【Windows Vista】「スクリーンセーバーの設定」の中に「再開時にログオン画面に戻る」というオプションがある。これをチェックすると、スクリーンセーバーから戻る際に、マシンが「ロック」されたのと同じ状態になり、パスワードを入力しないと操作を再開できなくなる


(次ページに続く)

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