アプリケーションを管理/操作する
現在のパソコン用OSでは、同時に複数のアプリケーションを起動しておいて、必要に応じて切り替えながら使う、というのが普通のスタイルだ。
そのため、ソフトを用途に応じて切り替えたり、各ソフトが使うウィンドウを操作したりといったアプリケーションの管理機能は、OSが備えるユーザーインターフェースとして非常に重要なものといえる。
デスクトップ上に開く一般的なウィンドウは、必ずいずれかのソフトに属している。そのウィンドウのどこかをクリックしていちばん手前に持ってくるというのが、ソフトを切り替える最も直感的な操作だろう。
ただし、デスクトップ上に大小さまざまなウィンドウを開いた状態では、ほかのウィンドウに隠れてしまう場合も出てくる。そうなるとウィンドウを選択するという方法でソフトを切り替えるのは面倒だ。そのため、以前に取り上げたようにMacは「Dock」、Windowsは「タスクバー」という、一般のウィンドウには隠れないインターフェースを用意して、ソフトやウィンドウの選択を可能にしている。
さらに、Macなら「コマンド」キー、Windowsなら「alt」キーを、「tab」キーと同時に押してソフトを選ぶ方法もある。また、ソフトのメニューによってほかのソフトの表示を制御することもできる。何らかの不具合で応答しなくなったソフトを強制終了させたり、ソフトの動作環境を調整するような管理機能も、内容はかなり異なるものの両OSの基本機能として備わっている。
以下、Mac OS X Leopard(左)とWindows Vista(右)で比較した図だ。
アプリケーションの切り替え
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|---|---|---|
| 「コマンド」+「tab」キーを押すと、起動しているソフトのアイコン一覧をデスクトップに表示する。「tab」キーを押すたびにアイコンの選択が移動し、「コマンド」キーを離した位置のソフトに切り替わる | 「alt」+「tab」キーを押すと、開いているウィンドウとデスクトップのサムネールの一覧を表示する。それ以前のWindowsでは、ソフトのアイコンが現れた。ちなみにVistaでは3D表示も可能だ |
アプリケーションメニュー操作
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|---|---|---|
| ソフト名と同じタイトルのメニューには、自分自身、またはほかのソフトのウィンドウを一時的に隠すことのできるコマンドが存在する。ウィンドウで混雑した状態を一瞬で整理する機能だ | ソフトのメニューには、ほかのソフトのウィンドウに影響を与えるようなコマンドは備えていない。タイトルバーのアイコンには、自分自身のウィンドウを操作するメニューが組み込まれている |
「アクティビティモニタ」と「タスクマネージャ」
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|---|---|---|
| ソフトをプロセス単位で管理する「アクティビティモニタ」もあるが、特定のソフトを強制終了させるだけなら「コマンド」+「option」+「esc」キーを押して開くダイアログが有効だろう | 「ctrl」+「alt」+「delete」キーを押すと表示できる「タスクマネージャ」によって、ソフト/プロセス単位での管理が可能となる。CPUやネットワークの使用状況をグラフで示すこともできる |
動作環境の最適化
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|---|---|---|
| ユーザーがソフトの実行環境について設定する必要はないが、Intel CPUへの過渡期の対応としてエミュレーション環境を強制する「Rosettaを使って開く」がある | 仕様の異なる歴代のWindows用に作られたソフトを、新しいOSで使うために「互換モード」をはじめとするさまざまなソフトの実行環境の設定が可能 |
















