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MSI「P45 Platinum」「P45 Neo3-FR」「P45 Neo-F」

MSI製「P45」搭載マザーが3モデル同時に販売スタート!

2008年06月04日 21時58分更新

文● 増田

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 昨日3日から販売の始ったインテルの新型主力チップセット「P45」搭載マザーボードだが、本日はMSIから3モデルが同時に登場、多数のショップで発売中だ。

3モデル

インテルの新型主力チップセット「P45」搭載マザーボード。本日はMSIから3モデル「P45 Platinum」と「P45 Neo3-FR」「P45 Neo-F」が同時に登場

「P45 Platinum」

「CIRCU-PIPE2」

Northbridgeに装着するMSIオリジナルのヒートパイプテクノロジ「CIRCU-PIPE」の進化版「CIRCU-PIPE2」

「DrMOS」

サーバー製品などで使われるCPU電源用モジュール「Driver MOSFET」の第2世代製品。MSIでは「DrMOS」と呼称しており、省電力/高効率機能をつかさどるという

 登場したのは「P45 Platinum」と「P45 Neo3-FR」「P45 Neo-F」の3モデル。いずれもATXフォームファクタの製品である。
 「P45 Platinum」は、チップセットに「P45」+「ICH10R」を搭載するハイエンドモデル。Northbridgeに装着するMSIオリジナルのヒートパイプテクノロジ「CIRCU-PIPE」の進化版「CIRCU-PIPE2」がなんとも目立つ派手な製品だ。特徴となるのはハイエンドモデルへ搭載されるという省電力/高効率機能をつかさどるチップ「DrMOS」の採用。これはサーバー製品などで使われるCPU電源用モジュール「Driver MOSFET」の第2世代製品。MSIでは「DrMOS」と呼称するが、自作向けマザーボードで採用したという点に意味があるというわけだ。同社では「変換効率と安定性の両方を大幅に向上させるとともに前モデル比-16度の低発熱化を実現した」としている。
 また、それに付随する機能として、従来のDual CoreCenter内の新機能「GreenPower Center」に対応。電源回路の動作フェーズ数コントロールや電力消費量、変換効率などの監視がリアルタイムで可能となる。

チップセットに「P45」+「ICH10R」を搭載するハイエンドモデル「P45 Platinum」。対応FSBはOCも含め1600(OC)/1333/1066/800MHzとなる

 主な仕様は、拡張スロットがPCI Express(2.0)x16×1(ブルー)、PCI Express(2.0)x8×1(水色/x16形状)、PCI Express x1×2、PCI×2、メモリスロットはDDR2 DIMM×4(DDR2-1200(OC)/1066(OC)/800/667、最大16GBまで)という構成。
 またオンボードインターフェイスには、ギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111C)や、8chサウンド(Realtek/ALC888)、IEEE1394、Serial ATA II×8(RAID 0/1/5/10)、eSATA×1、ATA133×1などを搭載する。対応FSBはOCも含め1600(OC)/1333/1066/800MHz。

価格ショップ
「P45 Platinum」
¥23,580スリートップ2号店
¥24,480ツクモパソコン本店II(近日入荷)
TSUKUMO eX.(近日入荷)
¥24,800T-ZONE.PC DIY SHOP(5日から販売)
¥24,980アーク
フェイスパーツ館
TWOTOP秋葉原本店

「P45 Neo3-FR」

チップセットに「P45」+「ICH10R」を搭載する「P45 Neo3-FR」。エコも意識した茶箱のパッケージが新鮮な印象を与える

 「P45 Neo3-FR」は、チップセットに「P45」+「ICH10R」を搭載するモデル。特徴は拡張スロットの構成でPCI Express(2.0)x16×1、PCI Express x1×1それにPCI×4となるところ。その他、主なスペックはメモリスロットがDDR2 DIMM×4(DDR2-1066(OC)/800/667、最大16GBまで)という構成。
 またオンボードインターフェイスには、ギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111B)や、8chサウンド(Realtek/ALC888)、Serial ATA II×8(RAID 0/1/5/10)、ATA133×1などを搭載する。対応FSBはOCも含め1600(OC)/1333/1066/800MHz。

特徴は拡張スロットの構成でPCI Express(2.0)x16×1、PCI Express x1×1それにPCI×4となるところ。PCIスロットの豊富な最新マザーとして貴重な1枚となりそうだ

価格ショップ
「P45 Neo3-FR」
¥16,980ツクモパソコン本店II(近日入荷)
TSUKUMO eX.(近日入荷)
¥17,480T-ZONE.PC DIY SHOP(5日から販売)
¥17,770フェイスパーツ館
¥17,780TWOTOP秋葉原本店
¥17,800アーク

「P45 Neo-F」

ぐっと廉価なイメージとなった「P45」+「ICH10」を搭載するスタンダードモデル「P45 Neo-F」。とはいえFSBはOCも含め1600(OC)/1333/1066/800MHzに対応する

 「P45 Neo-F」はチップセットに「P45」+「ICH10」を搭載するスタンダードモデル。対応FSBがOCも含め1600(OC)/1333/1066/800MHzとなる点は前述の2モデルと同じだが、4本のDDR2 DIMMスロットはDDR2-800/667対応で(最大16GBまで)OCメモリのサポートはない。
 拡張スロットはPCI Express(2.0)x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3。オンボードインターフェイスは、ギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111B)や、8chサウンド(Realtek/ALC888)、Serial ATA II×6、ATA133×1などを搭載するシンプルな製品だ。

価格ショップ
「P45 Neo-F」
¥13,980ツクモパソコン本店II(近日入荷)
TSUKUMO eX.(近日入荷)
¥15,480T-ZONE.PC DIY SHOP(5日から販売)
¥15,770フェイスパーツ館
¥15,780TWOTOP秋葉原本店
¥15,800アーク

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